ディズニー新作に圧勝! 映画『ゴジラ-1.0』北米公開で好スタート。世界的なゴジラブーム到来の予兆も…徹底考察
text by 編集部
名匠・山崎貴が監督、神木隆之介が主演を務める映画『ゴジラ-1.0』が、英語以外の外国語実写映画として、過去20年以上の中でも最高のスタートダッシュを果たした。新しい記録を打ち立てる同作の記録は一体どこまで伸びるのか。今回はその内容を、現地メディア米Colliderを参考に紹介していく。
ディズニー新作『ウィッシュ』を抜いて米国内興行収入ランキング3位に
先月日本で公開され話題となった、東宝の怪獣映画『ゴジラ-1.0』(2023)。本作が遂に今週末12月1日(金)に北米で公開を迎え、公開たったの3日間で1,100万ドル(約16億1,503万円)を記録。
英語以外が用いられる外国語映画作品として、ジェット・リー主演のアクション大作『HERO』(2002)に次いで2番目となる成績を残した。
現在アメリカでは、映画『ゴジラ-1.0』は、カリスマ歌手・ビヨンセの音楽ドキュメンタリー『Renaissance: A Film by Beyonce(原題)』(2023)や、映画『ハンガー・ゲーム0』(2023)につづき、興行収入ランキング3位にランクイン。
ドリームワークスが贈る最新3Dアニメーション映画『トロールズ・バンド・トゥギャザー』(2023)と、ディズニー100周年記念の新作映画『ウィッシュ』(2023)の2本のアニメ作品に大きく差を付け、大勝する形となった。
さらに本作は、2016年の映画『シン・ゴジラ』(2016)の興行収入の5倍以上を記録。アメリカで公開された日本の実写映画としては最高のスタートを切った。
ちなみにアメリカでは、本作をIMAXフォーマットで鑑賞するスタイルが人気を集めており、IMAXでの視聴が米国内売上の13%以上を占めているとのことだ。
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