後味の悪い殺人…。トリックを解くカギとなったのは…。ドラマ「ガリレオ」シーズン1犯人役俳優&トリック
ドラマ「ガリレオ」シーズン1犯人役俳優&トリック
●第8話のトリックを解くカギは刺し傷の数
第8話『霊視る(みえる)/殺人事件を知らせた姉の幽霊!』
事件が起きたのは、雑居ビル内の料理教室。経営者の女性・美鈴が残業をしていると、突然現れた侵入者によってメッタ刺しされてしまった。侵入者は警備員に追い詰められると、誤って窓から転落して死亡。事件は後味の悪い結末を迎えてしまう。
被害者はここ1カ月ほどストーカーに悩まされていた。被害者の妹・千晶(釈由美子)は、姉を心配し、度々姉の部屋に泊まりに行っていた。千晶は事件当日も姉の部屋にいたが、不思議なことに、窓の外から室内をのぞく姉の姿を目撃したという。しかし、そのときすでに姉は死亡していた。テレポーテーション(瞬間移動)を思わせる千晶の話に興味をもった湯川は、事件の調査に乗り出すのだが…。
殺人は単独犯ではなく複数犯だった!
被害者である美鈴の体には200箇所以上の刺し傷があったが、致命傷となったのはたったの2箇所のみ。彼女は、致命傷を与えられたあとに、別の刃物で斬りつけられていた。また、死亡した容疑者・小杉のナイフは致命傷を与えた刃物とは違うものだ。
美鈴を殺した真犯人は、料理教室の共同経営者・頼子(たくませいこ)である。頼子はかねてから美鈴を妬んでおり、あるとき、口論の末に調理用の包丁で彼女を刺し殺してしまった。パニックに陥った頼子は、出会い系サイトで知り合った小杉に連絡し、片棒を担がせたというわけだ。
頼子は美鈴を殺した後に、事件を隠蔽するために黄色いコートを着て美鈴の自宅周辺を歩き、彼女が一旦帰宅してから再び料理教室に行ったように工作。千晶が目撃したのは、美鈴に成りすました頼子の姿だった。
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