ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 木村佳乃ら絶賛! ドキュメンタリー映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』各界著名人からコメント到着 » Page 2

語りは宮﨑あおい。音楽は世界的な作曲家・藤倉大。

映画は、2020年から2022年にかけてNHK Eテレにて全10回にわたり放送された「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに、新たに撮影し、再編集した内容となる。

放送後は番組を見たファンからの熱い感想が数多寄せられ、この度映画化が実現した。語りは、レギュラー番組の温かな声で角野をアシストしてきた女優の宮﨑あおいが引き続き担当。

監督は、NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。レギュラー番組でも構成・演出を担当し、角野との信頼関係を築きあげてきた宮川は、映画初監督となる。

音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。15歳で単身渡英し、セロツキ国際作曲コンクール優勝、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞、尾高賞など数々の音楽賞を受賞。

世界中のオーケストラや演奏家から新作依頼が殺到し、いま「世界でもっとも演奏機会が多い」と言われる気鋭の天才作曲家が、映画音楽を全編にわたり初めて手掛ける。

2023年11月3日(金・祝)に「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)がオープン!

隈研吾設計による「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)が2023年11月3日(金・祝)文化の日に開館。

江戸川区にゆかりのある角野栄子の世界観をイメージし、自ら選んだ約1万冊の児童書で、子供たちが豊かな想像力をはぐくむことができる場を提供する。

映画の公開、文学館の開館・・・と88歳にしてなお、角野栄子の世界はどこまでも広がっていきます。

昨今、『人生フルーツ』『フジコ・ヘミングの時間』『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』など、人生の先輩が素敵に生きる物語が熱烈に支持されている。

それぞれに共通するのは「自分の好きなものが何かをわかっていて、自由な発想で、自分らしく」生きていることだ。

角野栄子が教えてくれる、誰もが使える“人生を変える魔法”とは、“想像する力”。まずは自分の好きなものが何か分かる人間になること。

それが、幸せに生きるための一つの手がかりになる。楽しいも、退屈も、想像力次第。そんな、自らに魔法をかけて、未来を切り開いてきた軌跡を巡る。

ストーリー

「魔女の宅急便」の作者として知られ、88 歳になった今でも現役の児童文学作家として精力的に執筆に励む角野栄子。そのユーモアと想像力で、実に260冊を超える作品を世に送り出してきた。

長く愛される物語を生み出してきただけでなく、近年は、そのおしゃれなライフスタイルや人生観にも注目が集まっている。鎌倉の自宅ではテーマカラーである「いちご色」に囲まれ、カラフルな眼鏡とワンピースがトレードマーク。

「自分にとって気持ちがいいもの」をモットーに、遊ぶように暮らし、遊ぶように書き、毎日を心地よく暮らしている。本作は、そんな角野さんを4年間にわたって撮影し、創作活動の裏側が収録された貴重なドキュメンタリー映画だ。

角野さんは、1935年に東京・深川で生まれ、5歳で母を亡くし戦争を経験する。新婚の夫とともにブラジルに渡ったのは24歳のとき。

まだ日本人が自由に海外に行けない時代に広い世界を見てみたいと個人移民の道を選ぶが、着いた当初は現地での暮らしになじめず、来たことを後悔した日もあったという。

そんなとき角野にポルトガル語を教えてくれたのが近所に住むルイジンニョ少年だった。

このブラジル時代の恩人との交流を綴った「ルイジンニョ少年:ブラジルをたずねて」で作家デビューを果たすが、それは娘のリオさんの育児に追われていた3 5 歳のときだった―。

作家デビューから53年。角野さんは「誰よりも自分が楽しむこと」をモットーに、コツコツと大好きな執筆を続けてきた。

そして、奇跡のような出来事が重なり、ついに62年ぶりにルイジンニョと再会することになる。角野さんは今回、ルイジンニョさんにどうしても見せたいものがあった―。

出演:角野栄子(かどのえいこ)プロフィール

東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。

代表作『魔女の宅急便』(福音館書店)はアニメ作品として映画化され、その後舞台化、実写映画化された。野間児童文芸賞、小学館文学賞等、受賞多数。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。

2018年に児童文学の 「小さなノーベル賞」 といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人3人目として受賞。2023年11月に「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」 が開館予定。

主な作品に 『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズ、 『リンゴちゃん』(ポプラ社)、『ズボン船長さんの話』(福音館書店)、『トンネルの森 1945』『イコ トラベリング 1948-』で第33回紫式部文学賞を受賞。

http://kiki-jiji.com”http://kiki-jiji.com https://www.instagram.com/eiko.kadono/

【作品情報】

語り:宮﨑あおい
監督:宮川麻里奈 音楽:藤倉大
プロデューサー:山田駿平 宣伝プロデューサー:大﨑かれん 編集部協力:岡山智子
ラインプロデューサー:松本智恵 撮影:髙野大樹 編集:荊尾明子 音響効果:河原久美子 監督補:岡澤千恵
制作:NHKエンタープライズ 制作協力:角野栄子オフィス エネット 映像提供:NHK 製作・配給:KADOKAWA
ⒸKADOKAWA
公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/majo_kadono

【関連記事】
ジブリ映画史上最高の名言は…? 人生を豊かにする素晴らしいセリフ12選。全作品の中から勇気がもらえる珠玉の言葉を厳選
世界で最も人気の高いジブリ映画は? 世界興行収入ベスト5選。海外ファンから支持を得る意外な作品は? ヒットの理由を解説
ジブリ史上最高の号泣シーンは…? 宮崎駿作品の泣ける名場面5選。まさかの展開に涙…エモーショナルな瞬間をセレクト

1 2
error: Content is protected !!