TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』の放送に先駆けた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』の公開を記念して、メインキャストを務める豪華声優登壇による舞台挨拶が2日間にわたって開催された。今回は2日（金）開催の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、岡本信彦の5名が登壇した、舞台挨拶のレポートをお届けする。

花江夏樹「行ってきます！」
ワールドツアー出発式

アニメ『鬼滅の刃』は集英社ジャンプコミックス1巻～23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品原作。アニメーション制作はufotable。

「刀鍛冶の里編」第11話と、2024年㋃より放送開始となる「柱稽古編」第1話を先行で上映する『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』の公開を祝し、都内にて舞台挨拶が開催された。

舞台挨拶冒頭、主人公・竈門炭治郎を演じる花江は、本作の公開について前作『鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』に続いて、「劇場でやってくれてありがとうございますという気持ちでいっぱいです」と感謝を述べ、

「刀鍛冶の里編」第11話の劇場公開について、「『鬼滅の刃』はどこの話数をとっても劇場で観たいと思うクオリティなので、特に気合の入った大迫力の映像と、息遣いひとつとっても呼吸が伝わってくるような素晴らしい音響」と発言。

11話で妹の禰豆子が太陽を克服したシーンの話題では、禰豆子役の鬼頭が「『本当に良かったねぇ』」と禰豆子のセリフを引用。冒頭で先に同じセリフを使用した花江は「本家が出ましたね（笑）」と笑いを誘った。

鬼頭は「禰豆子にとっても、（ファンの）皆さんにとっても楽しみにしていた大事なシーンだったので、皆さんにお届けすることができて、とっても良かったなと思っています」と続け、兄妹の掛け合いのシーンについて「一瞬の時間だったけど、心の動きが忙しかったです」と発言。

花江の方は、「まさに走馬灯というか、あの一瞬のスローのところが本当にそう感じられるような時間でした」と振り返った。