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岡本信彦「『人殺し!』って何度も録った」

撮影:武馬怜子
撮影武馬怜子

不死川玄弥役の岡本は、『鬼滅の刃』の舞台挨拶では今回が初登壇となる。

玄弥というキャラクターについて、「(玄弥は)最初に出てきた時の印象だと、ちょっと嫌な奴だと思うんですよね。それが、バックボーンが描かれていくうちに、実はただ一生懸命なだけだったという。必死だったから、誰にでも怒鳴り散らかすようなところがある。

「でも、本当に一生懸命な子で、結果、『鬼喰い』というところに着目して、自分の身を削りながら頑張っているような子なので、実はかわいい子なんです。炭治郎と禰豆子を見てニコッと笑うんですけど、あれが幼少期の笑顔とほぼ一緒っていうのがまた可愛いところで」と語り、話題は玄弥の幼少期に。

「その幼少期が、本来なら女性声優さんがやる筈なんですけど、『岡本信彦』って書いてありまして。大丈夫かな…って。『人殺し!』って何度も録ったんですよ。コンディションを整えながら、僕も必死で命を削りながら、あの当時の玄弥をやらせていただきました。心を燃やしました!」と苦労話を披露した。

また、炭治郎ら鬼殺隊同期との交流について、「漸く輪に入れるのかなと嬉しかったです。1期、2期を観ながら僕も楽しそうだなって思っていたんですよ。携帯を見ながら、『みんな、イベントも楽しそうだな…良いな…』って」とこぼす場面も。

その後、花江が家族が玄弥推しだということから、収録などの際に、何度も「僕は玄弥好きですよ」と言ってくれたという心温まるエピソードも飛び出した。

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