道本咲希監督&主演・田中真琴
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【道本咲希監督コメント】
SNSの「いいね!」が世の中に溢れてから、本質的な良さを世の中が深く考えなくなった気がしています。このまま大多数が「いいね!」と言っているものが主流となり、肯定されていくと、本当に良いとされているものがわからなくなるではないか。私はそんな世の中になっていくのがとても怖いです。
この映画の主人公たちは迷いながらも自分で考え、本質を追い求めて生きています。それはものづくりをする人だけでなく、迷いながら今を懸命に生きる人たちの背中も押してくれると信じています。
【プロフィール】
徳島生まれ大阪育ち。ビジュアルアーツ専門学校大阪(24年4月以降・大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)を卒業。映画予告の編集やCMの制作、映像作家の弟子を経験後、独立。学生時代に制作した映画『19歳』がぴあフィルムフェスティバル2018で審査員特別賞を受賞。ndjc若手映画作家育成プロジェクト2021に参加し、『なっちゃんの家族』を完成させた。本作が初長編作品である。
【主演・田中真琴コメント】
このオーディションを受けることが決まってからカメラを持って出かけるのが日課でした。ですが、最終的に主演に選んでいただいた際、写真家の淵上さんに出会ってまだまだ足りないと思いこの作品の為に何時間も外を歩いて知らない人のストリートスナップ撮らせてもらったり、出来る限りの時間を割いて写真の勉強をしました。おかげでその年の夏は全身真っ黒になりました。また、共演者の皆様とオーディションから時間を共にし、純粋で真っ直ぐな演技への熱を肌で感じ、益々作品への気持ちが高まりました。それはきっと共演者の皆様もお互いに同じだと思います。
作中の複雑でリアルに進んでいく色んな視点を通して、観てくださった皆様が自分自身を肯定できるきっかけに少しでもなればと思います。沢山の方に作品を観ていただきたいです。是非よろしくお願いします!
【プロフィール】
1995年1月30日生まれ。京都府出身。女優。ドラマや映画、舞台と多方面で活躍中。過去出演作品は、TBS「インビジブル」、TBS「夕暮れに、手をつなぐ」、映画「道草」、舞台「背信者」、CX「真夏のシンデレラ」、KTV『時をかけるな、恋人たち』、IMM THEATERこけら落とし公演『斑鳩の王子 ー戯史 聖徳太子伝ー』に出演。
【あらすじ】
大阪。卒業を控えたある年の夏。写真家を目指す芸大生の草馬ナオ(田中真琴)は、写真中心の生活を送っていた。同じ写真学科の小夜(重松りさ)、山田(松田崚汰)、多田(秋田卓郎)は、写真優先のナオに振り回されつつ、才能を認めながら応援していた。人生の選択を目の前に、迷いの中、時に傷つけあい、励ましあう彼らたち。そんな中、ナオの写真にかける情熱が彼らに様々な選択を迫っていく。卒業後、4人はそれぞれの人生を歩み始める。4年ぶりに再会したナオ、小夜、多田。そこで山田が失踪していることを知る。
【作品情報】
出演:田中真琴 松田崚汰 重松りさ 秋田卓郎
大古知遣 ついひじ杏奈 越山深喜 ゆかわたかし 加茂井彩音 福地千香子 西野凪沙
監督:道本咲希 脚本:郷田流生 道本咲希
撮影:関瑠惟 照明:松島翔平 録音:坂元就 劇中スチール:淵上裕太 スチール:染谷かおり 音楽:入江陽
ラインプロデューサー:田中佐知彦 題字・宣伝デザイン:三宅宇太郎
アソシエイトプロデューサー:大久保孝一 黒川和則 児玉健太郎 南太郎 渡辺雄介 プロデューサー:市橋浩治
特別協賛:真琴の愉快な仲間たち ラディアスセブン
制作:Ippo 製作:ENBUゼミナール 2024年/©ENBU ゼミナール
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