板尾創路登場で窪塚洋介の話題も!
そんな中、芸人で俳優の板尾創路が花束プレゼンターとして登場。宮嶋監督が「クリエイターズファクトリー2018 U-25映像コンペティション」でグランプリに選ばれた時に、板尾が審査員を務めていたということもあり、「今日は審査員をしたというご縁もあったのでお祝いに来ました」と語る板尾。
「いわゆるデビュー作で、渋谷のこんな立派なところで上映されるなんて。なかなかかなう人も少ないので。これを機にどんどん映画を撮っていただいて頑張ってください」と激励の言葉を送った。
そして宮嶋監督の前作である『親知らず』について「これも本当にすてきな作品で。今回の作品に通じるところがあるんですけど。宮嶋さんの個展に行ったような気になる作品というか。断片的にそれぞれのシーンが記憶されていくんですよ。そして見終わって余韻に浸っていると、もう一度観てみたいなと。そういう不思議な感覚に陥る作品だなと思います」と評した板尾。
そして実は長澤とは数カ月前にNHKの時代劇で共演したとのことで、「その時から表情だけで物語っている女優さんだと思っていました。被写体としてもすばらしいし、北海道にもマッチしていましたね」と感じたという板尾。そして窪塚に向かって「お父さんとも仲良しなんですよ」と呼びかけた板尾。
窪塚の父といえば、俳優でレゲエシンガーの窪塚洋介であるが、「4月にも一緒に仕事をするんですけど、『今度息子さんに会うで』といったら、『天然なんでよろしく』って言ってました。俺も『ミー・トゥー』と打っときましたけどね」と明かした板尾が、「でもね、おやじも天然ですよ。親子ですからね」と付け加えると会場も大笑い。
窪塚も「僕もそうだと思います」と笑いながら返した。
そんな大盛り上がりとなった舞台あいさつもいよいよ終盤。
最後のコメントを求められた宮嶋監督は「この映画をつくり終えるまでに、そして上映するまでに、本当にいろんな方々に助けられながら進んでいきました。そしてこの映画は今日、観に来てくださったひとりひとりの中で完成すると思っています。なので、今日観に来てくださった方々のおかげで、ようやく映画が完成したと思い、うれしく思います。今後も映画をつくることをがんばろうと思いました」と改めて決意を語った。
【『愛のゆくえ』公開記念舞台挨拶詳細】
日時:3月2日(土) 14:10~14:35(約25分間)上映後
場所:渋谷シネクイント スクリーン1(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町20-11 渋谷三葉ビル7階)
登壇者:長澤樹、窪塚愛流、宮嶋風花、板尾創路
【ストーリー】
北海道で暮らす幼馴染の、愛と宗介。宗介の母はうまく愛情を表現できず、愛の母は少しおせっかい。それでも二組の親子は懸命に生きていた。
しかし、そんな日常がある日突然壊れてしまうー。
喧嘩をして家を飛び出した宗介を探している途中、愛の母が亡くなってしまう。愛は父親に連れられて東京へ、宗介は北海道に残った。
大自然に囲まれた北海道と正反対の都会。引き離された孤独な心を抱えた少年少女は、苦悩の中で一体何を見つけるのか…。
【作品情報】
出演:⻑澤樹、窪塚愛流、林田麻里、兵頭功海、平田敦子、堀部圭亮、田中麗奈
監督/脚本/編集:宮嶋風花
エグゼクティブプロデューサー:中村直史
制作:ザフール 制作協力:Allen
製作:吉本興業
上映尺:88分
著作権表記: Ⓒ吉本興業
公式サイト:https://ainoyukue.official-movie.com/
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