気になる海外の評価は? 映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ』海外レビューを紹介。米メディアが紐解く見どころとは?
text by 編集部
2024年2月2日に公開された『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、2月23日~2月25日の全米ボックスオフィスランキングにて1位の『ボブ・マーリー:ONE LOVE』に次いで2位を記録し、現在140カ国以上の国と地域での公開が決定している。今回は米Colliderを参考に海外から届いたレビューをご紹介していく。
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』
「刀鍛冶の里編」の感動が再び!
映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(2024)は、吾峠呼世晴のコミックをアニメ化した『鬼滅の刃』シリーズの「刀鍛冶の里編」第11話と「柱稽古編」の第1話を合わせてスクリーン上映する劇場作品である。
同シリーズは、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎(花江夏樹)の物語だ。炭治郎は鬼である鬼舞辻無惨に竈門家を襲われた際の唯一の生き残りであり、炭治郎の妹の竈門禰豆子(鬼頭明里)は殺された訳ではなく、鬼に変えられてしまっている。
主人公・炭治郎は鬼と化した妹を救い、強力な鬼に抵抗することのできない弱い人々を守り抜き、家族の仇討ちを果たすため鬼狩りの組織・鬼殺隊に入隊する。
『鬼滅の刃』が他の少年アニメ作品と一線を画しているのはその美しいアニメーションと素晴らしい音楽、そして激しい戦闘シーンだ。最初の長編映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(2020)は瞬く間にアニメ史上最高の興行収入を記録している。
そんな『鬼滅の刃』の人気は今でも健在だ。映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は世界140以上の国と地域で上映が決定しており、既に上映が始まっている地域もある。