ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 映画『夢の中』ポスタービジュアル、場面写真& 特報映像解禁。キャスト・監督によるコメントも到着

映画『夢の中』ポスタービジュアル、場面写真& 特報映像解禁。キャスト・監督によるコメントも到着

text by 編集部

映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」にてグランプリを受賞した映画『夢の中』が5月10日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開することが決定。それに伴い、この度ポスタービジュアル、場面写真、特報映像が解禁。さらに出演の山﨑果倫・櫻井圭佑・玉置玲央・山谷花純・都楳勝監督よりコメントが到着した。

監督の野心に共鳴し合うキャスト&スタッフによる
異色の青春幻想譚

©夢の中製作委員会

中学生の性の違和感と自己理解の揺らぎを描いた『蝸牛』でMOOSIC LAB 2019短編部門グランプリほか四冠を達成した新鋭・都楳勝監督最新作。想像をかき立てる幻想的な映像と構成、キャストの真に迫るかけ合いから、この世界と、人と向き合うことの一つの意味を浮かびあがらせる。

©夢の中製作委員会

主演は、2015年の活動開始から真摯に演技を重ね、「隣の男はよく食べる」(23/テレビ東京)、『輝け星くず』(主演・24公開予定)ほか近年出演作が続き評価を高める山﨑果倫。

共演は、連続テレビ小説「ちむどんどん」(22/NHK)などドラマ・映画を中心に出演、監督作『君に幸あれよ』(23)ほか映像作家としても注目を集める櫻井圭佑。

そして、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22/NHK)や、連続テレビ小説「らんまん」(23/NHK)など近年活躍の場を広げる山谷花純、大河ドラマ「光る君へ」(24/NHK)出演のほか演出家としても多岐に活動する玉置玲央たちが集結した。

“現実と夢”が溶け合う時間——

©夢の中製作委員会

いま自分が信じるものを見つめなおす、逃避と目醒めの物語「俺のこと、ここで匿ってくれない?」血まみれで息を切らす男・ショウに声をかけられたタエコ。生気がなく虚ろな瞳の彼女は、部屋に入る彼に「私の最期、綺麗に撮ってください」とお願いする――。

何から逃れてきたのか。その願いは本当に望んでいるものなのか。二人は時間を共有するうちに、夢とも現実ともつかない、お互いの感情と記憶が交ざり合う奇異な世界に引き込まれていく。

タエコが、ショウが、目を背けてきたものを前に、表情を変えていく。何が本当で嘘なのか、当たり前と思っていたあの安らぎも、この苦しみも。

この度のポスタービジュアルと特報は、現実と夢が溶け合う幻想的な世界観とともに、謎を秘めた主人公・タエコを演じる山﨑果倫の儚い表情が何かを訴えかけてくるデザインとなっている。絶望も幸福も、何が本当で何が嘘なのか。新鋭・都楳勝監督による独創性溢れる映像表現が、驚きと発見に満ちたひとときに誘う。

本作はレプロエンタテインメント主催「感動シネマアワード」グランプリ受賞作の1つであり、これまでに『階段の先には踊り場がある』(22/木村聡志監督)、『あの娘は知らない』(22/井樫彩監督)、『世界は僕らに気づかない』(23/飯塚花笑監督)、『はざまに生きる、春』(23/葛里華監督)、『炎上する君』(23/ふくだももこ)が劇場公開された。

1 2
error: Content is protected !!