ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 池松壮亮がフィギュアスケート選手として銀盤デビュー! 映画『ぼくのお日さま』劇中写真解禁

池松壮亮がフィギュアスケート選手として銀盤デビュー! 映画『ぼくのお日さま』劇中写真解禁

text by 編集部

大学在学中に制作した⻑編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』が今秋公開となる。この度、池松壮亮が演じた元フィギュアスケート選手・荒川の劇中写真が解禁された。

銀幕から銀盤へ――。
誰も観たことがない”新しい”日本映画

C2024ぼくのお日さま製作委員会COMME DES CINÉMAS

フィギュアスケート選手の特徴である、優雅でありながら強さや輝きを感じさせる衣装をまといながら、真剣な眼差しで、氷上を優雅に舞う、池松壮亮の様子を捉えた写真と、氷飛沫をあげながら回転ジャンプをする池松壮亮の写真が公開となった。

ついにフィギュアスケートの世界にまで、足を踏み入れた池松壮亮。映画『宮本から君へ』で魅せた宿敵・拓馬との高層マンションの階段での壮絶な死闘や、映画『シン・仮面ライダー』で魅せたバトルシーンでのアクションをはじめ、池松壮亮の身体能力の高さは、これまでの様々な出演作品で折り紙つき。

映画撮影のために、未経験で挑んだフィギュアスケートの練習にはげむうち、その魅力に開眼。フィギュアスケーターデビューを果たしていた・・・!!!

C2024ぼくのお日さま製作委員会COMME DES CINÉMAS

“銀盤のアクトレス”こと村主章枝選手や“銀盤のプリンス”こと羽生結弦選手にならいキャッチコピーをつけるなら、池松壮亮はまさに“銀盤のアクター”!!!……と本日はエイプリルフール。上記の情報も信じたくなるぐらい完成度の高い、この2枚の写真は、今秋公開となる映画『ぼくのお日さま』の劇中写真。

映画『ぼくのお日さま』は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で紡がれる物語で、今回の写真は、コーチの荒川が、過去の「フィギュアスケート選手時代」を振り返る1シーンで使用されている。完成度の高い写真にもかかわらず、うっかりすると見逃してしまうシーンで使用されているためお見逃しなく。

また、池松壮亮が、本作への出演に向けて未経験だったフィギュアスケートの練習をはじめたことは、エイプリルフールでなく事実で、クランクインの半年前から練習を開始し、別作品で映画撮影のために行っていたピアノの練習と並行する形で、スケートの練習を重ね、劇中では完璧なスケーティングを披露している。

是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務め、大学在学中に制作した『僕はイエス様が嫌い』で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』は、今秋公開。

【作品情報】

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史 出演:池松壮亮、若葉竜也 主題歌:ハンバート ハンバート
配給:東京テアトル  (C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

【関連記事】
「自分の演技を見るのは嫌だった」東出昌大、役者人生を振り返る。独占ロングインタビュー【前編】桐島からクリーピーまで
なぜゴジラは人間を食べないのか…? 劇中で捕食シーンが描かれないワケ。史上唯一、食事シーンが描かれたゴジラ映画とは?
小説と“アレ”が違う…原作ファンをモヤモヤさせたワケ。映画『変な家』徹底考察&評価。実写化ならではの見所は? 深掘り解説