鳥山明による日本の人気漫画作品『ドラゴンボール』。同作品をテーマにしたテーマパークがサウジアラビアの首都リドヤにオープンすることが明らかになった。『ドラゴンボール』を主題したとテーマパークは世界初となる。今回は、この刺激的な計画の詳細内容を現地メディアScreenRantを参考に紹介していく。

ドラゴンボールがもうすぐ現実に

ドラゴンボールは、史上初のテーマパークをサウジアラビアにオープンすることを発表した。今年は、秋に展開を見せる完全新作アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA』や、新作ゲーム『ドラゴンボール スパーキング！ ゼロ』発売が控えていることもあり、ドラゴンボールのファンにとって多くのイベントが起こった。鳥山明ファンにとって、このニュースはさらに嬉しいニュースとなるはずだ。

ドラゴンボールは、約3兆円以上の売り上げを誇る、アニメや漫画史上最大のシリーズのひとつだが、他の小規模なフランチャイズが数多くテーマパーク化されているのに対し、これまで同作品がテーマパーク化されたことはなかった。ドラゴンボールの公式Xアカウントからの発表によると、サウジアラビアの首都リヤドにテーマパークができるとのことだ。

サウジアラビアの超巨大エンターテインメント「街」である「キディヤシティ」の一部として建設されるこのテーマパークは、写真やビデオを見る限り、とても魅力的だ。パーク内には、作中でよく知られている「カメハウス」や「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」が登場するという。

キディヤ・シティは、F1サーキットや、ゲーミング＆eスポーツ地区を設け、多様なイベントが開催されるエンターテインメントスペースとして計画されており、「ドラゴンボールパーク」はこの計画に新たに加わったものとなる。

建設がいつ始まり、いつ終了する予定なのかといった今後の情報は、現時点ではまだ不明である。しかしドラゴンボールパークは、50万平方メートルという広大な敷地に、ドラゴンボールをテーマにした7つの乗り物が用意され、その一つとして登場キャラクター「神龍（シェンロン）」をテーマとした高さ約70メートルの大型ジェットコースターが設置され、アトラクションの数は30を超えるという。

シミュレーションされたパークの外観は素晴らしく、原作ファン垂涎もの。公式サイトの内容によれば、今後さらなる情報が明らかにされるようだ。施設が完成した暁には、ファンは『ドラゴンボール』の世界に没入することができるかもしれない。

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