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女優・高島礼子、今泉力哉監督ら登壇「第2回横浜国際映画祭」イベントレポ『新人女優オーディション』最優秀賞受賞者も発表!

text by 編集部

5月4日(土)よりスタートした『第2回横浜国際映画祭』。最終日の5月6日(月)は、『東京彼女presents 新人女優公開オーディション 2024』と『クロージングパーティ』が開催された。オーディションでは、15名のファイナリストが、最終審査に挑んだ。今回はその様子を記録したイベントレポートを解禁する。

応募総数600名の中からグランプリに輝いたのは?

第2回横浜国際映画祭 YOKOHAMA INTRENATIONAL FILM FESTIVAL

【開催概要】

・名称:第2回横浜国際映画祭 YOKOHAMA INTRENATIONAL FILM FESTIVAL
・開催日:5月4日(土)~6日(月)
・実施概要:東京彼女 presents 新人女優公開オーディション 2024 / クロージングパーティー
(東京彼女 presents 新人女優公開オーディション 2024:14時30分~16時30分)
(クロージングパーティー:17時30分~20時00分)
・会場:アニヴェルセル みなとみらい横浜(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港 2-1-4)
・主催:横浜国際映画祭実行委員会
・共催:横浜市 にぎわいスポーツ文化局
・後援:文化庁、神奈川県横浜商工会議所、公益財団法人横浜市観光協会、
一般社団法人横浜⻘年会議所、一般社団法人横浜港振興協会

【イベントレポ】

第2回横浜国際映画祭 YOKOHAMA INTRENATIONAL FILM FESTIVAL
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5月4日(土)より、横浜国際映画祭実行委員会(実行委員長:菅野充)が横浜ベイエリアで映画に浸る3日間と題し、映画祭を通して映画と横浜の魅力を国内外に発信していくことを目的に『第2回横浜国際映画祭』がスタート。

初日は本映画祭のアンバサダーを務める米倉涼子をはじめ、豪華俳優陣・著名人など錚々たるキャストが登壇したレッドカーペッドと船上パーティーを開催し、横浜の街を笑顔と期待に包んだ1日となった。

そして、映画祭の最終日を迎える本日5月6日(月)はアニヴェルセル みなとみらい横浜を舞台に、『東京彼女presents 新人女優公開オーディション 2024』と『クロージングパーティ』を開催。現場で活躍する一流の映画監督、プロデューサー、芸能事務所など様々なジャンルから審査員を招き、映画業界に限らず、様々な業界で活躍し、世界に通用する新人女優を発掘する。

映画業界への貢献を目的とした『東京彼女 presents 新人女優公開オーディション 2024』では、約600名もの応募者から、一次・二次審査を勝ち上がった総勢15名のファイナリストが緊張の中、最終審査に挑んだ。

特別審査員には女優の高島礼子さんが登壇し、「私も普段は審査される側なので、こうして審査をするというのはないので、皆さんと同じように緊張しております。でも声をかけて頂いた以上は、紅一点ではございますので、女性の目から見たというところの判断を一生懸命見させていただければと思っております。今回の結果がどうであれ、未来は明るいですから、いずれ主役などで出演されることがありましたら、ぜひお祖母ちゃん役で共演できることをお待ちしておりますので宜しくお願い致します」と15名のファイナリストに激励のメッセージを送った。

同じく審査員の今泉力哉監督は「緊張されると思いますが、それも考慮したうえで審査しますので、気にせず、自分たちの準備してきたものを発揮できるよう頑張ってください」とエールを送る。

続いて「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が大ヒットした成田洋一監督も審査員として参加。成田監督は「審査員というものが初めてなものでして、僕も緊張しています。皆さんも相当緊張していると思うのですが、なるべく深呼吸をして、自信をもってやっていただければちゃんと見るようにしますので、リラックスして、思う存分自分を出していってください。楽しみにしています」とコメント。

お笑いタレントで俳優のマツモトクラブさんを相手役に行われた課題演技では、各々が熱意のこもった演技を披露。緊張感溢れる公開オーディションは無事終了し、続く『クロージングパーティ』にてオーディションの審査結果の発表と表彰式が行われた。

まずは、avex AY factory賞が発表。事務所所属の権利が与えられるこの賞には、エントリーナンバー13・熊井戸 花さんが受賞。熊井戸さんは、「私は今回のコンテストが初めて受けるコンテストだったので、凄く不安がたくさんあったんですけど、こんなに素敵な賞を頂けて本当に嬉しいですし、たくさん支えてくださった方や周りの方々に感謝でいっぱいです。有難うございます。」と今の気持ちを伝え、WEBプロモーション出演権を獲得できる KATE賞には、エントリーナンバー9・野木 茜さんが受賞し、「本当に有難うございます。ちょっと信じられないのですが…このような素敵な賞を頂けて心から嬉しく思います。このオーディションを受けて、審査に通った時もどうして私が通ったのだろうという、何とも言えない不安な気持ちがあり、本番もなんで私はこの場にいるんだろうかという気持ちの中受けていたのですが、最終的にこの賞を頂けて、不安の中でも頑張って凄く良かったですし、遠くで応援している家族や支えてくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。」と述べた。

続く、東京彼女賞ではエントリーナンバー8・大槻 理子さんが受賞し、YouTubeドラマ「東京彼女」の出演の権利を獲得。「今回、自分の中で出来てなかったところも多かったので、周りの子たちに圧倒されてしまって自信がなくなっていたのですが、このような素敵な賞をいただけて凄く嬉しいですし、周りの方々に感謝をして、これから精一杯頑張りたいと思います。有難うございます。」と涙を浮かべながら喜びのコメントを残した。

また今回、特別に用意された今泉力哉賞には、エントリーナンバー3・用殿 花さんが受賞。用殿さんは「今回、このような特別賞を頂けて光栄に思います。私は凄く芝居が好きで、役者を目指したのですが、今日限りの芝居にはなってしまうのですが、それでも自分の芝居を良く評価していただいたことを凄く嬉しく思います。これから先悔しい結果ばかりかもしれないし、どうなるかわからないですけど、誰かが見てくれると信じてめげずに頑張りたいと思います。有難うございました」と想いを話した。

また同じく特別に用意された成田洋一賞には、エントリーナンバー14・小山 璃奈さんが受賞。小山さんは「特別賞を受賞することができて、本当に光栄に思います。本当に有難うございます。こういう形のオーディションは初めてで、オーディションはとても苦手で、演技も凄く緊張しちゃいましたし、こんなにたくさんの人に見られている緊張感があって今回のオーディションは終始ドキドキだったのですが、賞を頂けたこと、本当に嬉しく思っております。本日は本当に有難うございました。」と笑顔でコメントした。

そして、映画の出演権と第3回横浜国際映画祭のアンバサダー就任の権利を与えられる最優秀賞には、エントリーナンバー13・熊井戸 花さんが見事avex AY factory賞と併せてW受賞を果たし、嬉し涙を流しながら「最優秀賞をくださり、有難うございました。このオーディション一次、二次とあったのですが、今までもオーディションをいくつか受けたことはありましたが、私の性格は自分に甘くて、努力が最後まで継続できないところがあり、そういう自分の性格が凄く嫌だったのですが、でも本当に映画が大好きで、このコンテストを受けると決めてからは、例えば今日運動するのが辛いなと思っても、今日を目標に頑張ろうと最後まで思えたので、自分の中でも凄く成長できたコンテストだと思いました。また私には妹がいて、一緒にファイナリストに選んでいただいたのですが、体調不良で出ることができなかったので、妹の為にも頑張りたいなという気持ちが大きかったので、妹に良い報告ができそうで嬉しいです!本当にこのような素敵な賞を頂き、有難うございました」と審査員の方たちやオーディション関係者、応援してくれた方たちにメッセージを伝えた。

実行委員長を務めた菅野充さんは最後のご挨拶で「3日間、横浜国際映画祭に関わっていただき、有難うございました。本当にたくさんの方々のご協力があり、なんとか第2回を開催することができました。今の自分の気持ちはすごくほっとしております。この最後のスピーチをすることをずっとイメージしながらこの一年、過ごしてきました。なのに、まったくスピーチが浮かばなく…そのままこの場に立っております。ただ昨年と同じで今湧いてきている感情というのは、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございます。3年前にこの横浜で映画祭を立ち上げようとして、スタートしました。本当に手探りの中で、始まったプロジェクトなのですが、そんな中で横浜の方々に挨拶に行くと、“ちゃんとやるんですか?”と聞かれて、話をしていくにつれて、自分としても気合を入れて臨まないといけないと追い詰められていってしまい、しっかりしないといけないと感じました。そんな中で昨年、そして今年と皆さんに支えられてここまで来ることができました。今後“春の国際映画祭は横浜だよね”と世界中の映画人にいっていただけるような、そんな映画祭に育てていけたらと思っております。いつか“ブラッド・ピットも呼んじゃうよ”と思っております。そういうビジョンを持った団体でないと、絶対に大きくならないと思っていますので、まずは自分のできることは、このビジョンを持つことと、地元横浜の方々に愛される映画際を作る、日本の映画業界の人に楽しんでもらえる映画祭を作るということを一番の目標に今後も作っていけたらと思います。来年のゴールデンウィークも『第3回横浜国際映画祭』を開催しますので、皆様にご参加頂けたら嬉しいなと思います。」と、本映画祭に協力いただいた協賛企業の皆さんや映画関係者などに感謝のメッセージと来年度の開催に向けての意気込みを語り、大盛況の中で『第2回横浜国際映画祭』を締めくくった。

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