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「楽しく感じないと、この仕事は続けられない」
演技のキャッチボールを受け取る楽しさ

©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
©むつき潤小学館バジーノイズ製作委員会

ーーー桜田さんのキャリアについてもお話を伺いたいです。モデル、子役として活動されていましたが、いつから本格的に俳優を職業にしようと思ったのでしょうか?

「5歳のときからずっと演技レッスンに通っていて、モデルとお芝居、両方をやっていました。小学校4年生のときに両親から『今後、どうしていきたいの?』と聞かれたとき、私はモデルよりもお芝居の仕事をしたいと伝えて、俳優業に専念することにしました。他にも素敵なお仕事がたくさんあることは知っていましたが、自分にはお芝居の仕事が合っていると純粋に思ったんです。お芝居が好きだし、大人の皆さんと一緒に仕事をするのが楽しかったと思ったのがきっかけだったと思います」

ーーー大人になった現在もお芝居は楽しいですか?

「楽しく感じないと、この仕事は続けられないと思います。たぶん満足したら、この仕事は終わってしまうと思うので。お芝居に明確な答えはないから、より、お芝居が上手になりたいという向上心は常に持っていますし、今は心地よいリズムで仕事ができていると感じています」

ーーー演じることの醍醐味は何でしょうか?

「演技のキャッチボールですね。共演する俳優さんによって返ってくるボールが違ってくるので、そういうところが面白いですし、醍醐味だと思っています。表情だったり、セリフの出し方だったり、それを受けるのがとても楽しいです」

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