永野芽郁×佐藤健がW主演。『翔んで埼玉』の武内英樹監督が手掛けるエンタメ超大作『はたらく細胞』製作発表会レポート
シリーズ累計1,000万部突破の人気マンガを実写化した、映画『はたらく細胞』が、2024年12月に全国公開される。 6月11日には同作の製作発表会が実施され、赤血球役の永野芽郁と白血球役の佐藤健、そして『翔んで埼玉』などを手掛けた大ヒットメーカー、武内英樹監督が登壇。それぞれから作品にかける熱い想いが語られた。
佐藤健「この役を演じるため頑張ってきた」
映画『はたらく細胞』の製作発表会見は、世界最小マイクロポスターを取材陣が顕微鏡で覗くというユニークな方法で実施された。
この日のために作られたという全長4mmサイズの極小ポスターは、近日、正式にギネスへの登録を予定しているという。
自身の演じたキャラクターについて佐藤は、「この役を演じるため頑張ってきたんだなと思いました。佐藤健の集大成です!」と、白血球(好中球)役への並々ならぬ思いを熱弁した。
永野は撮影でのエピソードを問われると、白血球役で白塗りになった佐藤について「真剣なシーンなのに笑いが止まらなくて大変でした!」と振り返った。
武内監督作品への出演が初となる永野と佐藤が、監督の印象について問われると、佐藤は「武内監督の作品が本当に好きで、『のだめカンタービレ』も『翔んで埼玉』シリーズも大好き」「『こうやってそういう作品たちは生まれてきたんだな』と納得できました」と監督への信頼感を覗かせた。
本作の見どころの一つであるアクションシーンについては、アクション監督が『るろうに剣心』シリーズでも知られる大内貴仁であることが発表され、あわせてそれが佐藤からの提案であったことも明かされた。
佐藤の華麗なアクションシーンについて、永野は「健さんはキレッキレ」「全力で私を守ってくれる姿にキュンとしました!」と大絶賛した。
さらに話題は撮影の規模についても及び、武内監督は、全国25都市でエキストラ総勢約7500名を動員した本作について「『翔んで埼玉』や『テルマエ・ロマエ』の比にならない」「体内には37兆個もの細胞があるので、エキストラもとにかく数をそろえようと思いました。毎日細胞役の600人ものエキストラが衣装を着替えて、準備して…大変でしたね」と撮影時の苦労を振り返った。
永野も「800人以上のエキストラさんとの撮影の時に、監督から『芽郁ちゃんがいない!』って言われて(笑)。赤血球のビジュアルはみんな赤くて似ているので、探すのが大変だったんですね。今までにない経験でした(笑)」と、本作ならではの大変な撮影エピソードを披露した。
映画の公開に向けて大きな期待が寄せられる映画『はたらく細胞』は、2024年12月公開予定。史上最大のスケールで描く、世界最“小”の物語にぜひご注目いただきたい。
【映画『はたらく細胞』製作発表会 概要】
日時:6月11日(火)
会場:スタジオアース(港区芝公園4丁目-7)
登壇者(敬称略):永野芽郁、佐藤健、武内英樹監督
【ストーリー】
映画史上最“小”の主人公・・・その名は、細胞!
人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。体中に酸素を運ぶ赤血球、細菌やウイルスと戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。
そして2024年12月、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?
【キャラクター】
赤血球AE3803:永野芽郁
血液循環によって二酸化炭素を肺に届け、酸素を受け取り体中の細胞に運ぶ細胞
白血球U-1146(好中球):佐藤健
血液にいる成分の一つで、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなど異物の排除が主な仕事
【作品情報】
配給:ワーナー・ブラザース映画
原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
©清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
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