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韓国で映画『サユリ』旋風が巻き起こる! プチョン国際ファンタスティック映画祭レポートを紹介

text by 編集部

“最恐傑作”と呼ばれたホラー漫画を原作とする実写映画『サユリ』が8月23日(金)より全国公開される。韓国で行われたプチョン国際ファンタスティック映画祭に、本作の原作者・押切蓮介と監督・白石晃士が登壇。さらには主人公の姉・径子を演じた俳優・森田想も参加し、会場を盛り上げた。

『サユリ』、プチョン国際ファンタスティック映画祭レポート

©2024「サユリ」製作委員会
Bucheon International Fantastic Film Festival

 7月5日のワールドプレミア上映を皮切りに、7月11日と7月13日に映画『サユリ』の舞台挨拶が行われた。

 場内にはたくさんの人が集まり2日間とも満席のなか上映がスタートし、恐怖シーンでは声が挙がったり耳を塞ぐ人の他に、登場人物のやり取りに笑いが起こる場面もあった。後半に進むにつれ、鼻をすする音や感動から涙を流す観客もいたようだ。

 2日間に渡って実施された上映後の舞台挨拶には原作の押切蓮介、監督を務めた白石晃士を始め、プロデューサーの田坂公章、本作に出演する森田想が登壇し、熱の冷めやらぬたくさんのファンが待ちわびる中、韓国語が堪能な森田は流暢な韓国語で挨拶し、観客を喜ばせた。
 
 7月13日に実施された舞台挨拶では、上映後、ファンとのQ&Aが実施された。映画の出来について質問された押切は、「素晴らしくて満足です。おばあちゃんが登場した時に涙が溢れそうになりました。これこそ僕が見たかった瞬間だなと」と笑顔で語る。

 舞台挨拶後のサイン会では本作を鑑賞した観客を含め長蛇の列の中、「素晴らしかった!」「最高でした!」と日本語で感想を伝えるファンや、スマートフォンの翻訳機能を使って感想を見せるファンも多くいた。

2024年8月23日(金)全国公開

【作品情報】

■タイトル:サユリ
■監督:白石晃士 
■原作:押切蓮介「サユリ 完全版」(幻冬舎コミックス刊) 
■脚本:安里麻里、白石晃士
■出演:南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、梶原善、占部房子、きたろう、森田想、猪股怜生ほか
■製作プロダクション:東北新社
■配給:ショウゲート
2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/108分/R15+
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
公式サイト
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#映画サユリ

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