ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 「役者ならではの快感があった」映画『マンガ家、堀マモル』で主演を務める山下幸輝単独インタビュー。俳優としての展望を語る » Page 4

「体を動かす瞬発力などが鍛えられていた」
演技に活かされているダンススキル

写真:wakaco

写真:武馬怜子

 

―――ちなみに得意なダンスは?

「僕はロックダンスが得意です。型が決まっていてダンスのシルエットがとても綺麗なんです。ヒップホップはノリが重要で流れるようなダンス。これはこれでかっこいいのですが、ロックダンスは緩急がはっきりしていて、ダンスに詳しい人が見ると技術の高さがよくわかるのがロックダンス。ダンサーそれぞれのこだわりも強くあるところも好きです」

―――ダンスのスキルがお芝居に活かされていると感じますか?

「バンバン感じます。お芝居はセリフだけでなく同時に動きもつけますよね。例えばセリフを言いながら、テーブルの上のペットボトルをパッと取ったり。僕はそういう動作が自然にできていたらしく、監督から『体がスッと動くね』と褒められたことがあります。

芝居経験がないと、セリフを言いながらの動作はぎこちなくなることが多いけれど、僕にはそのぎこちなさがなかったそうです。それはダンスで体を動かす瞬発力などが鍛えられていたからかなと思っています」

1 2 3 4 5
error: Content is protected !!