社会問題とエンタメの絶妙なバランス
色々と書いたが、筆者は『ラストマイル』が好きだ。
野木、塚原、新井の三氏が、社会問題を伝える使命感に駆られながらも、エンタメとのバランスを崩さないよう努めていたのが感じられた。
「シェアード・ユニバース」はリスクを孕むが、この成功を次に繋げ、これからも骨がある作品を作り続けてほしい。
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