主演に深川麻衣、共演に若葉竜也を迎え、城定秀夫監督が手掛けた日本発・ヴィレッジ《狂宴》スリラー映画『嗤う蟲』が2025年1月24日（金）より新宿バルト9ほか全国公開される。村人たちの狂気が垣間見える本予告映像とポスタービジュアルが公開された。（文・編集部）

その楽園には決して抗えない禍禍しい“ムラの掟”があった

　本作は、実際に存在する“村の掟”の数々をリアルに描き、現代日本の闇に隠されている“村社会”の実態を暴いた作品となっている。

　今回公開された本予告では、自然豊かで美しい田舎でのスローライフを夢見て麻宮村へと移住してきた杏奈（深川麻衣）と、輝道（若葉竜也）の若い夫婦が、じわじわと村人たちの狂気に飲み込まれていく様が描かれている。

「ありがっさま！ ありがっさま！」と異様な熱量で夫婦を持ち上げる村人たちの姿はなんとも気味が悪い。ムラ社会の闇を凝縮した本作の一端が垣間見える予告映像となっている。

　さらに、ポスタービジュアルは、暗闇の中で不気味に嗤う村民たちに対し、鮮やかな背景に無表情で前を見つめる夫婦が対照的に映し出されている。

【予告編】

【ムビチケ】

11月15日（金）より全国の上映劇場（一部劇場を除く）にて、前売り券（ムビチケカード）が 一般¥1,600（税込）が発売される。

【ストーリー】

　田舎暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈（深川麻衣）は、脱サラした夫・輝道（若葉竜也）と共に都会を離れ、麻宮村に移住する。麻宮村の村民たちは、自治会長の田久保（田口トモロヲ）のことを過剰なまでに信奉していた。2人は、村民たちの度を越えたおせっかいに辟易しながらも新天地でのスローライフを満喫する。

　そんな生活のなかで杏奈は、麻宮村の村民のなかには田久保を畏怖する者たちがいる、と不信感を抱くようになっていく。一方、輝道は田久保の仕事を手伝うことになり、麻宮村の隠された“掟”を知ってしまう。それでも村八分にされないように、家族のため“掟”に身を捧げることに…。

【作品情報】

深川麻衣 若葉竜也 松浦祐也 片岡礼子 中山功太 / 杉田かおる 田口トモロヲ
監督:城定秀夫 脚本:内藤瑛亮 城定秀夫 音楽:ゲイリー芦屋
2024 年/日本/カラー/シネスコ/DCP5.1ch/99 分/PG-12
製作幹事:ポニーキャニオン 配給:ショウゲート 製作プロダクション:ダブ
公式サイト

2025年1月24日（金）新宿バルト9ほか全国ロードショー

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【了】