映画『ギャラクシー街道 』【ネタバレあり】あらすじ
そんな中、店内に、綜合警備保障のハトヤ隊員(小栗旬)とトチヤマ隊長(阿南健治)が来店。ハトヤ隊員は、自分が宇宙の平和を守るために派遣されたキャプテン・ソックスであることを打ち明け、今月いっぱいで故郷の星へ帰還しなければならないと説明する。
加えて、ハトヤ隊員は、自分がマンモ隊員(秋元才加)と付き合っていたことを隊長に告白。隊長はパトロールに戻る。そして、隊長と入れ替わりに、コールガールのイルマが店内に入る。
イルマは、ムタに会うなり何か食べたいと言い出し、弟へのお土産にナゲット80箱を要求。ムタは気を使い、ナゲットを80箱注文する。
続いて、店内にマンモ隊員が来店。ハトヤ隊員と話を始める。しかし、彼女から打ち明けられたのは、結婚の話だった。少し前にとある男性からプロポーズされ、決めたのだという。
予想外の展開にショックを受けるハトヤ隊員。彼は、自分がキャプテン・ソックスであることを告白するが、そんな言葉も今のマンモ隊員には通じない。
一方、閉店というノアの考えに気づいたノエは、彼に今後どうするのか尋ねる。一方、ハナは、ギャラクシー街道が栄えていた100年前の話をする。実は彼女、80年間様々な場所でアルバイトをしてきたのだ。
イルマは、ムタから残りのお金をもらう。しかし、どうやらお金が足りないらしい。イルマによると、目で楽しむAコース、触って楽しむBコース、いくところまでいくCコースがあり、Cコースは26万かかるという。ムタは電話でゼットに文句を言うが、イルマと交渉するよう一蹴される。
その頃、ババサヒブは月に1度の脱皮を開始。ノアとレイは2人きりで会話する。実はノア、ババサヒブと結婚したレイを不幸な女と決めつけ、責任を感じていた。これを聞いたノアは、勝手な妄想と憤慨。ノアに未練は一切ないと怒鳴る。
その時、店にトチヤマ隊長が戻ってくる。隊長は、マンモ隊員の結婚相手が自分であると告げる。ハトヤ隊員は、帰郷の延期を告げて食い下がるが、マンモ隊員に「別に帰ってもいいんじゃない」と言われてしまう。
ムタはイルマと交渉し、結局Cコースをすることに。イルマが指にサックを装着し、指先を合わせる。そして、一瞬声を上げると、Cコースは終了。イルマは大量のナゲットを手に帰っていく。
一方、店内は、花の放電により再び停電。ノアが配電室へと向かう。と、そこには、苦悶するメンデスの姿があった。どうやら、ノエとおでこを突き合わせたことで妊娠してしまったようだ。
「これは僕と奥さんの子どもです」と言われ憤慨するノア。しかし、今はそれどころではない。歯科医のムタが診察に行くと、メンデスがタマゴを産もうとしていることが判明する。
無事に出産を終えるには、昆布のヌルヌルが潤滑剤として必要だ、というムタ。この言葉に、レイが昆布の記憶を思い出し、具現化させようとする。
ムタとレイの尽力もあり、メンデスは無事に8個のタマゴを出産。しかし、そのうちの1個が、ダストシュートに入り、宇宙空間へ流れ出てしまう。
ここで登場するのがハトヤ隊員だ。彼は、すかさずキャプテンソックスに変身。タマゴを捕まえに行くが、小さすぎてなかなか掴めない。
ここでノアは、ノエに「お前のタマゴはオレのタマゴだ」と告げ、タマゴを取りに行く。そして、なんとか掴むことに成功。みんなは大喜びし、ハシモトは、調査報告書を抹消する。
タマゴはすぐに孵化し、メンデスそっくりの子供に成長する。アンギレス人は成長が早く、明日の朝には成人するという。メンデスは8人の子供を連れ、満足そうに帰っていく。
一方、2人になったノアとノエは、逃げずに頑張る決意を交わす。ちょうど本社へ送ったはずの帰国申請書も郵便配達員の失敗で舞い戻ってきた。ノアはおいしそうにハンバーガーを食べるノエを、幸せそうに見つめる。
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