謎の美女・彩(川口春奈)は宗教団体の元信者?
その後、三馬は、町役場勤務の洋輔(梶原善)に頼まれ、ハヤブサの町おこしのためにドラマのシナリオ作成を請け負う。監督を務めるのは、以前東京で映像ディレクターの仕事をしていたという謎の美女・立木彩(川口春奈)だ。
一度は企画自体が頓挫しかけるも、無事にシナリオは完成。三馬と彩が一夜を共にする間柄に。直後、三馬の担当編集者である中山田(山本耕史)から、彩が新興宗教の元信者だった可能性があると聞かされる。
彩がかつて入信していたのは、数年前に教祖と幹部3名が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件を起こした宗教団体・アビゲイル騎士団。すでに教団は解体されているものの、いまだに信者はいるという。嫌な汗が背中を這う。
三馬は直接彩にアビゲイルのことを聞き、納得の上で交際をスタートさせることになった。
密かに放火事件のことを調査する三馬ら消防団の面々。推理の中で浮かび上がってきたのは、ハヤブサにある随明寺の大口の檀家が放火の被害に遭っていること。さらに、集落に頻繁に顔を出す太陽光発電企業で営業として働く真鍋(古川雄大)に土地の売却を迫られ断った家が被害に遭っている可能性があるという。
消防団は真鍋をマークするが、どうも情報が洩れている。自然と三馬の疑いの目は内部へ向けられた。
そしてついに、悲しい出来事が起きてしまう。