ハヤブサに潜むアビゲイル騎士団の陰謀
ハヤブサに大挙して押し寄せた人々は、アビゲイル騎士団の信者たちがしていた紫色の布を手首や鞄に巻き付けていた。彼らは教団への信仰を捨てずにいた人々と推測して、まず間違いないだろう。
となると、真鍋も省吾も信者ということになる。
気になったのは三馬のサイン会に来ていた男。かつて彩と教団とを結びつけたアビゲイル騎士団の顧問弁護士の杉森(浜田信也)だった。
杉森が、編集を終えた町おこしドラマを観せてもらっていた描写もあったことから、彩もまだ教団との繋がりは切れていないのだろう。
つまり、いま起きているのはアビゲイル騎士団によるハヤブサの乗っ取りということになる。だが、なぜそれがハヤブサでなければならなかったのか?
鍵となるのは、三馬が押し入れで見つけた写真に写っていた謎の女性・展子(小林涼子)と、彩が折に触れて会いに行っているどこか不気味さを纏う映子(村岡希美)であることは間違いない。どんな展開が待ち受けているのか、8話の放送が楽しみでたまらない。