ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » あの柱の評価が急上昇…ファン歓喜のサプライズ場面とは? 映画『鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ 』考察&評価レビュー » Page 2

劇場に最適化された音響

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
C吾峠呼世晴集英社アニプレックスufotable

なによりも堪能してほしいのが、劇場での鑑賞に最適化された音。特にそれは、すでに多くの人が観たことのある「刀鍛冶の里編」の第十一話で発揮されている。

突如として、無惨(関俊彦)の命により上弦の肆・半天狗(古川登志夫)が刀鍛冶の里を襲撃。

炭治郎は柱の時透無一郎(河西健吾)や甘露寺蜜璃(花澤香菜)、そして同期の不死川玄弥(岡本信彦)らと協力し、分裂体を生み出して、自らを守る半天狗をあと一歩のところまで追い詰める。

逃げる半天狗に驚異的なスピードで追いつき、里で手に入れた新たな日輪刀で首を斬りかかる炭治郎。その動きの速さを感じる風の音や刀を振った時の風切り音、草を踏みしめる音など、一つひとつの音がリアリティを持って耳に届き、まるでその場に居合わせているかのような臨場感を味わえた。

1 2 3 4 5
error: Content is protected !!