久々の“かまぼこ隊”集合も
一方、半天狗との激闘で負傷を負い、蝶屋敷で療養中の炭治郎。久しぶりに同期の我妻善逸(下野紘)や嘴平伊之助(松岡禎丞)とも再会し、賑やかに過ごす“かまぼこ隊”の姿に心がホッとする。
また、太陽を克服した禰豆子と初めて接する善逸と伊之助の反応もそれぞれ違って面白い。
善逸よりも先に太陽を克服した禰豆子と対面し、自分の名前を覚えさせた伊之助。その後、善逸は喋る禰豆子に大興奮するが、「おかえり伊之助」と言われて憤慨する。
他にも稽古がめんどくさいと弱音を吐いたり、炭治郎からあることでお礼を言われ、大喜びするなど、くるくると様変わりする善逸の表情や声色も見どころの一つだ。善逸のもはやうるさいほどの騒ぎっぷりもまた、映画館だからこそより楽しめる。
無惨との決戦が始まると心休まらない展開が続くため、こうした平和な時間は貴重だ。
ちなみに劇場に足を運ぶと、第1弾の入場特典として “柱”に焦点をあてた全20ページの特別冊子「柱稽古指南書」が手に入る。
炭治郎役の花江夏樹のインタビューほか、柱の総作画監督と作画監督による修正集、キャストからのコメントが掲載された豪華内容となっているため、鬼滅ファンはぜひともゲットしておきたいところだ。
(文・苫とり子)
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