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“柱”それぞれを深掘りする「柱稽古編」

 【「鬼滅の刃」公式Xより】
鬼滅の刃公式Xより

 今期のサブタイトルは「柱稽古編」であり、「柱それぞれが鬼殺隊に稽古を付ける様」が描かれる。本作でフォーカスされるのは、柱の面々である。柱キャラの人気については今さら多言は無用だろう。『鬼滅の刃』の公式人気投票で上位を占めるのは、ほぼ柱のキャラクターである。

 1話の最後では、稽古を付ける宇随天元が「○○は○○の稽古をつけてくれる」と、かなりの説明口調で柱稽古の全体プランを説明する。

 これまで柱は、煉獄杏寿郎、時透無一郎、甘露寺蜜璃など、戦いに参加したメンバーしかフォーカスされなかった。しかし、4期であらためて一人ひとりのことがわかるはずだ。柱推しの方は必見である。

 1話~3話では、前期の「刀鍛冶の里編」で大活躍した宇随天元が、隊士たちに稽古をつけるシーンがメインだ。とんでもないスパルタで隊士たちは食事も取れないほど疲弊する日々を送るが、宇随は兄貴肌のキャラであることから、終始明るい雰囲気でストーリーが進む。

 3話の最後では、宇随天元の稽古を卒業した炭治郎が時透無一郎の稽古場を訪れるシーンが描かれる。クールで人の心が分からなそうな天才剣士・時透無一郎の稽古はこれまでよりシリアスな雰囲気が流れる。

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