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二宮和也のアクションがスゴい…ぶっちゃけ感想は? ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』第1話のあらすじ解説&評価

text by 寺島武志

フジテレビ系「月9」ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』。クリスマスイブの「たった一日」を舞台に、接点のない3人の登場人物の運命を描くストーリーの斬新さが早くも話題を集めている。今回は、10月9日に放送された第一話のレビューをお届けする。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

“月9復権”を託された異色の作品

ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~
ドラマONE DAY~聖夜のから騒ぎ~Ⓒフジテレビ

フジテレビの月曜9時のドラマ枠、いわゆる「月9」で、“異色”の作品が始まった。

同枠は、平成の黄金期には、数々のラブストーリーを世に放ち、「トレンディードラマ」の先頭を走っていた。1991年の『東京ラブストーリー』は、最終回の視聴率が32.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し、同年の『101回目のプロポーズ』でも35.7%を記録。また、1993年の『ひとつ屋根の下』は、フジテレビの連続ドラマ史上最高の37.8%を記録した。

バブル崩壊とともに、同枠のドラマも路線転換を余儀なくされ、“脱ラブストーリー路線”を打ち出し、『コンフィデンスマンJP』などのエンタメ色の強い作品や、『絶対零度』シリーズなどの刑事ドラマ、『コード・ブルー』『ラジエーションハウス』『監察医 朝顔』などの医療ドラマが中心となっていった。

前クールでは久しぶりにラブストーリー『真夏のシンデレラ』が製作されたが、平均視聴率5.6%と、同枠最低を記録してしまう。

そんな中、“月9復権”を託された作品が本作だ。二宮和也、大沢たかお、中谷美紀のトリプル主演というキャストの豪華さのみならず、12月24日のクリスマスイブという「たった1日」に、全く接点のない3人が同時並行で進行する物語を描くという、かなり挑戦的なストーリーだ。

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