銀(恒松祐里)が後藤家の頂点に立つ
すでに自身の虜となっている神山正宗(倉悠貴)をそそのかし、村と後藤家による全面戦争へ進むよう言いくるめる。正宗自身が言っていることは弱い人間のためや、自分たちを守るためなど、明らかに間違っているとは思わない。
しかし、その目は狂信者のごとく黒ずんでおり、思考さえ銀に操られているようだった。
何者かの発砲を発端とし、ついに始まってしまった戦争。当然、どちらにも死傷者が出ながらも、数で上回る村人が金次を追い詰めていく。しかし、突如として村人たちが銃弾に倒れていくと、銃を持った謎の男たちが現れる。
彼らこそが銀の3年間を支えていたカシハベ一族。後藤家を乗っ取るために銀の口車に乗り、この戦争を裏で操っていた黒幕だった。
銀とカシハベ一族がこの戦いを終結させ、村を支配する。そして、後藤家の頂点に立った銀は息子である白銀を新たな神として崇めるよう指示するのだった。