「やまと」を巡る日米首脳会談
独立国家を自称するやまとを巡って、ハワイで日米首脳緊急会談が行われる。大統領は、日米が極秘裏に建造した日本初の原子力潜水艦を配備するシーバット計画の中止と、米軍の被害に対する日本の補償を求めるのだが、竹上と海原は「日本は対話のためにシーバットと交渉する」と主張し、会談は決裂する。
その間、海原の父で“政界のドン”である海原大悟(橋爪功)が病に伏す。大悟は見舞いに来た息子に、日米間が対等の軍事国家にするための今後の100年の展望を示した手帳を渡すが、「父の時代はもう終わった」と語っていた息子の心を動かすことはなかった。
竹上は国民に向け、シーバット計画と、海江田との交渉について会見を開き、現状を明らかにする。
メディアは大混乱に陥るが、竹上は「核を保有している可能性のあるシーバットを守ることが平和につながる」と国民に自分の声で呼びかける。