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映画『サイコ』映画史に残る殺人シーンを徹底解説。一度は観るべきサスペンス映画の金字塔 <あらすじ 考察 評価 レビュー>

text by 編集部

●第33回アカデミー賞
監督賞(アルフレッド・ヒッチコック)ノミネート
助演女優賞(ジャネット・リー)ノミネート
撮影賞・白黒部門(ジョン・L・ラッセル)ノミネート
美術賞・白黒部門 ノミネート
●第18回ゴールデングローブ賞
最優秀助演女優賞(ジャネット・リー)受賞
●エドガー賞
映画脚本部門(英語版) 1961年最優秀賞

演出:
18点
脚本:
11点
配役:
18点
映像:
16点
音響:
18点

映画「サイコ」を演出、脚本、配役、映像、音楽の視点で徹底解説! アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコスリラー。アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ヴェラ・マイルズ、ジョン・ギャヴィン、マーティン・バルサムら出演。人の心の闇を描いたこの映画の魅力、そして結末とは?

映画『サイコ』のあらすじ

アリゾナ州の不動産屋で働くマリオン(ジャネット・リー)は、恋人であるサム(ジョン・ギャヴィン)との結婚を控えている。結婚資金が喉から手が出るほど欲しいマリオンは、客の金を持ち逃げし、恋人が待つカリフォルニアに車を走らせる。

その日の夜。マリオンは一休みしようと思い立ち、場末の宿に立ち寄る。モーテルの支配人は、ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)という青年だ。彼の話によるとモーテルの近くにある屋敷には彼の母が暮らしているという。マリオンはベイツと食事を共にする。その際、彼の神経質すぎる性格を不気味に感じる。

食事を終えたマリオンは客室に戻りシャワーを浴びる。すると何者かが侵入し、ナイフでマリオンを滅多刺しにする。しばらくして部屋を訪れたノーマンは慌てる様子も見せず浴室を清掃。死体と大金の入ったバッグをマリオンの車に乗せて、車ごと沼に沈めてしまうのだった。

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