国家才能育成計画(N.T.D.P)とは?
高校生3人の親たちもまた特殊な能力を持つ超人たちだ。ボンソクの父親ドゥシクは空を飛ぶ能力を持ち、かつて“最高のブラック(工作員)”と呼ばれた男。
母親のミヒョンは聴覚や視覚などの五感がずば抜けている。ヒスの父親ジュウォンはクリョンポという暗号名で活躍した元工作員で、怪物と呼ばれるほどの怪力と再生能力の持ち主。
ガンフンの父親ジェマン(キム・ソンギュン)は知的障害があるものの、息子を思う気持ちは誰よりも強い怪力マンという具合だ。
ボンソクたちが幼い頃、親の特殊能力が子に遺伝していることを確認した国家情報院のミン次長は、超能力を持つ子供たちを発掘する「国家才能育成計画(N.T.D.P)」を立ち上げる。
チョンウォン高の校長やボンソクらの担任イルファン(キム・ヒウォン)も実は工作員で、 “N.T.D.Pファイル”に生徒たちの能力を記録し、等級分けをしていた。
引退した元工作員たちが次々に消される事件が起こったとき、ミン次長はこのファイルの管理を強化するよう校長に命じる。
超能力者たちの存在が露見すれば、国家の安全保障を脅かしかねない事態になってしまうからだ。しかし、ヒスを助けた際のガンフンの動画が拡散したことで、北朝鮮もチョンウォン高の生徒たちに関心を持つことになる。