北朝鮮の超能力者たちとの死闘が繰り広げられる
北朝鮮の国家保衛省も特殊な能力を持った“異能力者”の育成を進めていた。そのきっかけを作ったのがボンソクの父親ドゥシク。
1994年にミン次長から金日成暗殺の極秘命令を受けた彼は金日成が暮らす主席宮に侵入し、宙を飛び回りながら兵士たちと銃撃戦を繰り広げたのだ。
ドゥシクは金日成の寝室の前までたどり着き、軍人ドギュン(パク・ヒスン)の制止を振り切って中に入ったものの、すでに死の床にあった金日成には手を下さず韓国に戻る。
しかしこの行動がミン次長の逆鱗に触れ、ドゥシクは国家の敵と見なされ追われる身になってしまう。
時が流れ、ガンフンの動画を見た北朝鮮の上層部は、「超人民武力部隊」を率いるようになっていたドギュンに韓国行きを命じる。「国家才能育成計画を潰し、関係者を全員始末してファイルを持ち帰れ」と。
彼と共にチョンウォン高に潜入したのが、空を飛べるジュンファ(ヤン・ドングン)、高速移動と怪力を持つチャンイル(チョ・ボクレ)、怪力と回復能力を持つヨンドゥク(パク・グァンジェ)ら北の異能力者たちだった。
かくして韓国と北朝鮮の超能力者たちの死闘が始まるのだが、ミヒョン、ジュウォン、ジェマンの3人の親は、子供たちを守るためにありとあらゆる限りの力を尽くして北の異能力者たちに立ち向かっていく。