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映画『天気の子』<あらすじ、ネタバレ>結末まで徹底網羅。陽菜の不思議な能力とその代償とは? 主人公は運命を変えられる?

text by 編集部

映画「天気の子」の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。新海誠監督作品。醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴ら出演。美しいアニメーションと壮大なストーリーで、第43回日本アカデミー賞にて最優秀アニメーション作品賞を受賞した話題作を、結末まで徹底網羅!

映画『天気の子』あらすじ

新海誠監督【Getty Images】

 2021年6月。家出をした16歳の高校1年生、森嶋帆高は、故郷の神津島から東京に向かうフェリーの中でフリーライターの須賀圭介と出会い、名刺を渡される。

 到着後はネットカフェで寝泊まりしていた帆高だったが、アルバイトにも就けず、早々に所持金が尽きる。そんな中、補導されそうになった帆高は、逃走中に拳銃を拾う。

 生活苦でにっちもさっちもいかなくなった帆高は、フェリーで会った須賀を頼ることに。須賀は、姪の夏美と零細プロダクションをきりもりしており、『ムー』などのオカルト系雑誌に記事を書いていた。

 須賀に会った帆高は、住み込み・食事付きで夏美の仕事の手伝いや身の回りの世話を始める。

 当時の関東地方は、折からの異常気象により、長雨が続いていた。そんなある日、帆高は、上京したての頃にビッグマックを恵んでくれた天野陽菜が、怪しい男に囲まれているのに出くわし、彼を連れて逃げる。

 そして帆高は、追ってきた男に発砲して威嚇。相手が怯んでいる隙に陽菜を連れて廃ビルに逃げ込む。

 その後、陽菜は、帆菜を廃ビルの屋上の祠に連れていく。すると、雨がぴたりと止み、辺り一面に晴天が広がっていく。ここで帆高は、とある都市伝説を思い出す。

 それは、祈りをささげることで、短時間ではあるが晴れ間を創り出せるという「100%晴れ女」の伝説だった。そう、「100%晴れ女」とは、陽菜のことだったのだ。

 母を亡くしていた陽菜は、弟の凪と2人暮らしをしていた。陽菜の暮らし向きを察した帆高は、陽菜に「晴れ女ビジネス」を提案。依頼用のホームページを立ち上げると、瞬く間に評判になっていく。

 順風満帆に思われたかに見えた晴れ女ビジネスだったが、神宮外苑花火大会を晴れにする姿がテレビに映ってしまったことをきっかけに依頼が殺到。帆高はすでに受けた依頼をこなし、一旦休業することにした。

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