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上白石萌音「常に完璧に幸せでハッピーな人ってなかなかいない」

(左から)三宅唱監督、上白石萌音、松村北斗、光石研
左から三宅唱監督上白石萌音松村北斗光石研写真宮城夏子

最後に松村は「今日は足を運んでいただいてありがとうございました。そしてこの後映画を見ていただくということで、このイベントを通して 結構緊張していたんですけど、だんだん見慣れてくると、みんなが映画に対して、観る前から期待感であったりとか、尊敬みたいなものを、向けてくれてるような風に伝わってきていて、すごく安心してこの後の上映を迎えられるなという思いです」

「そんな皆さんに見ていただいて、さらに近くの、まだ今日少し生きづらい人に対して、少し手を伸ばしてみようって思うような上映後になってくれたらいいなと思いました。今日はありがとうございました」と言葉を紡いだ。

上白石は「この映画が説明される時は、 生きづらさを抱えた2人の物語っていう風に説明がされてるんですけど、この映画に出てくる人たち もそれぞれみんな何かを抱えていますし、もっと言うと今日この皆さんもきっと何かしらあの抱えているものがおありなんだろうなと思います」

「常に完璧に幸せでハッピーな人ってなかなかいないと思うので。なので、たまたまこの映画は山崎くんと藤沢さんが主人公になっていますが、 あの、そういう意味では、みんなの、全ての人のための映画だと思います。この作品に出会えてよかったなと思ってくださる方のもとに作品が届きますことを願っております」と締めくくった。

(取材・文:柚月裕実)

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