「妄想しながらメイクをする。」
女性ならではの役作りとは
ーーー役に入り込むためにしている、松村さんなりの儀式などは、ありますか?
「まず、何度も台本読むのはもちろんなのですが、強いて言うならメイクすることでしょうか。例えば、今作の麗だったら、この子はこういう子なんだろうなって思いながら、妄想しながらメイクをする。うん、今、聞かれて、そういえばしているなと、思いました」
ーーー女性ならではの、役作りでとても興味深いです。今作を拝見して主演である劇団ひとりさんの芝居に、思わず吹き出てしまったんですが、松村さんは大丈夫でしたか?
「いや、すごいしていたと思います、それは(笑)」
ーーーNGになったりはしましたか?
「いや、必死でこらえたので大丈夫でしたが、仮にそこで笑ってしまっても、NGという概念がなかったと思います、光岡監督には。
半笑いの方もいたと思いますし(笑)、失敗しても監督はきっと止めなかったのではないかなと。私もひとりさんと対峙するシーンは、色んな意味で緊張感がありまたね~(笑)」
ーーー最後にこれから映画を観る読者へ、一言!
「本当に、この作品は、私たち演者には誰が犯人役かも最後まで伝えられず、作られました。そんな緊張感とコメディ―タッチな部分も含め、楽しんでいただきたいですね!」
(文・ZAKKY)
『劇場版 マーダー★ミステリー』
劇団ひとり 剛力彩芽
木村了 犬飼貴史 文音 北原里英 松村沙友理 堀田眞三
八嶋智人 高橋克典
監督:光岡 麦
企画:安井一成 エグゼクティブプロデューサー:後藤利一 松井 伸 チーフプロデューサー:梅村 安 嶋田 豪
プロデューサー:西前俊典 市川貴裕 龍川拓美 シナリオ構成:渡邊 仁 企画アドバイザー:眞形隆之
製作:劇場版「マーダー★ミステリー 斑目瑞男の事件簿」フィルムパートナーズ
(ABC フロンティア ABC アニメーション アイネックス)
2024 年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分
© 2024 劇場版「マーダー★ミステリー 斑目瑞男の事件簿」フィルムパートナーズ
公式サイト
公式Twitter
【関連記事】
「失敗して、考えて、試行錯誤を重ねていくのが僕のものづくりのやり方」映画『夜明けのすべて』三宅唱監督、単独インタビュー
「高良健吾さんは直観的に理解してくださった」映画『罪と悪』齊藤勇起監督単独インタビュー。映画デビュー作を語る
「俺たちさえブレなきゃ大丈夫だ」映画『雨降って、ジ・エンド』“群青いろ” 髙橋泉監督×主演・廣末哲万、単独インタビュー