“最も美しい映画の1つ”が、47年の時を経て本来の姿で蘇る! 映画『天国の日々 4K』ティザービジュアル&場面写真公開
公開当初から世界中で高く評価され続けている、テレンス・マリック監督作品の珠玉の名作『天国の日々 4K』が、4月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開される。日本版ティザーポスターと場面写真が公開された。(文・編集部)
幻想的な世界観を4Kで表現
本作は、20世紀初頭のテキサスの壮大な農場を舞台に、人間の弱さともろさを美しい映像で描く。第32回カンヌ国際映画祭で監督賞、さらに第51回アカデミー賞では撮影賞を受賞するなど、公開当初から世界中で高く評価され続けている珠玉の名作だ。
本編の夕暮れ時のシーンは全て、“マジック・アワー”と呼ばれる、1日にわずか20分しかない日没間近の柔らかい光の中で撮られ、本編のほとんどをこの時間に費やすという極めて異例の方法で撮影された。
本作を手がけたのは、エリック・ロメール監督作品に多数参画し、フランソワ・トリュフォーらヌーヴェル・ヴァーグの作品でも撮影監督をつとめたネストール・アルメンドロスだ。
今回公開されたティザービジュアルは、本作を象徴するマジック・アワーを背景に、農場主の家と逆光に照らされた人々が捉えられており、幻想的な世界観を表現。併せて10点の場面写真も公開。リチャード・ギア演じる主人公のビル、ブルック・アダムス演じる恋人のアビーなど登場人物たちのカットのほか、美しい風景が切り取られている。
【写真】幻想的な光が美しい…貴重な未公開カットはこちら。映画『天国の日々 4K』劇中カット一覧
【作品情報】
監督・脚本:テレンス・マリック
製作:バート・シュナイダー、ハロルド・シュナイダー
撮影:ネストール・アルメンドロス、ハスケル・ウェクスラー
美術:ジャック・フィクス
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:リチャード・ギア、ブルック・アダムス、リンダ・マンズ、サム・シェパード、ロバート・J・ウィルク、ステュアート・マーゴリン
1978年|94分|アメリカ|原題:Days of heaven|カラー|5.1ch|1.85:1 配給:アンプラグド
公式サイト
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