『366日』が4週目で初の1位獲得! 『忍たま乱太郎』『ベルサイユのばら』もランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(1月31日~2月2日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。宝塚歌劇団による舞台化でも有名な池田理代子原作のアニメ映画『ベルサイユのばら』など新作の順位は? 前回1位を獲得した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の今週の順位は?

『366日』が公開4週目にして初の1位獲得!

©創通・サンライズ
©創通・サンライズ

 今週の動員ランキングは、公開から毎週前週を超える成績をあげ、3週目の週末には初週対比161%を記録した『366日』(松竹/ソニー) が、公開4週目にして初の1位を獲得した。

 この週末3日間の成績は動員18万1000人、興収2億2500万円となり、累計成績は動員106万人、興収13億円を突破した。若い世代を中心に「元カレのことを思い出してしまう」「人生で一番泣いた」などの口コミが相次ぎ、その評判が全世代へ拡がっている。

2位には、2週連続1位だった『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(東宝/バンダイナムコフィルムワークス)が、週末3日間で動員18万人、興収2億7100万円をあげた。累計成績は動員118万人、興収19億円を超えている。

3位には、1月31日(金)から4DXでの上映が始まった『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』 (松竹)が、週末3日間で動員14万1000人、興収2億3500万円を記録。累計成績は動員141万人、興収20億円を突破した。入場者プレゼントの配布も続いており、2月7日(金)からの第8弾は、描きおろし脚本付きイラストカード(B6 サイズ/全2種)に決定している。

 新作では、8位に陽東太郎の人気コミックを英勉監督が“THE RAMPAGE from EXILE TRIBE”の吉野北人主演で実写化した学園ミステリー『遺書、公開。』(松竹)がランクイン。共演に宮世琉弥、志田彩良、松井奏らが出演している。

 9位には、池田理代子が1972年に連載を開始し、宝塚歌劇団による舞台化やTOHO NEXTVアニメ化もされた名作コミックを、完全新作としてアニメーション映画化した『ベルサイユのばら』(TOHO NEXT/エイベックス・ピクチャーズ)が初登場。監督は吉村愛、声の出演は沢城みゆき、平野綾、豊永利行らが務め、ナレーションを宝塚歌劇団出身の黒木瞳が担当している。
 
 また、既存作品では4位の『はたらく細胞』(ワーナー)が累計で動員431万人、興収57億円を突破。10位の『モアナと伝説の海』(ディズニー)が累計で動員378万人、興収50億円を突破した。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2025年1月31日~2月2日)

1(2)『366日』:4週目
2(1)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』:3週目
3(7)『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』:7週目
4(4)『はたらく細胞』:8週目
5(5)『グランメゾン・パリ』:5週目
6(6)『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』:3週目
7(3)『アンダーニンジャ』:2週目
8(初)『遺書、公開。』:1週目
9(初)『ベルサイユのばら』:1週目
10(8)『モアナと伝説の海2』:9週目

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【了】

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