女優アンジェラ・バセット、第95回アカデミー賞敗北について当時の心境を語る「私は努力し、良い仕事をしてきた」

text by 編集部

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)で、2023年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアンジェラ・バセット。しかし、受賞を果たしたのは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のジェイミー・リー・カーティスだった。今回は、バセットが当時の境遇を語ったインタビューを紹介する。(文・編集部)

「私は認められるに値する仕事をしてきた」

アンジェラ・バセット
アンジェラ・バセット【Getty Images】

 アンジェラ・バセットは、2023年のアカデミー賞で助演女優賞を逃したことについて率直な思いを明かした。

「OWN Spotlight」のインタビューでバセットは、「私は人を称賛するのが大好き。でも、あの瞬間は……」「私は認められるに値する仕事をしてきた」「私は確かに努力したし、長年良い仕事をしてきた。だから落ち込むことはないわ」と言葉を詰まらせながらも当時の心境を口にした。

 また、別のインタビューでも「私は非常によく対処した」と語り、悔しさを感じつつも前向きに受け止めていることを明かした。

 彼女にとってオスカーは特別な存在だったかもしれないが、それ以上に彼女のキャリアや演技への姿勢が変わることはない。

(文・編集部)

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