「変な世界に行っちゃう」程度でOK?『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を解説。史上最悪の危機とは?【あらすじ 見所】
text by 編集部
マーベル映画最新作。『アントマン&ワスプ』(2018)から5年ぶりの続編となる『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が、2023年2月17日より全国の映画館で公開される。今回はMCU「フェーズ5」の口火を切る本作を存分に楽しむために、あらすじと見どころを一挙に紹介しよう。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』あらすじ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でのサノスとの最終決戦で、“アベンジャーズ”と共に世界を救ったことにより、アントマンとワスプは一躍有名なスーパーヒーローになった。
“アベンジャーズ”の一員でありながら、アントマンであること以外は“普通”が持ち前の男スコット・ラングは、最愛の女性にして頼れる相棒のワスプや、愛する娘のキャシーと共に幸せな日々を過ごしていたが、天才ティーンに成長したキャシーが作った量子世界を監視する装置の不具合から、家族全員が量子世界へ引きずり込まれてしまう。
そんな量子世界でアントマンの前に立ちはだかるのは、マーベル史上最凶の敵・カーン。カーンは、窃盗罪で捕まってしまったり、量子世界に5年間も閉じ込められたりと、本来であればキャシーと共に過ごせたはずの貴重な時間を多く失ってきたアントマンに、「失われた時間を与える」と提案。その誘いに乗せられたアントマンは娘を人質に取られ、“娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ない”という究極の選択を迫られることに。
時間や空間の概念を超越し全てが予測不可能な量子世界を舞台に、アントマンは果たして史上最悪の危機を乗り越えることができるのか―――。
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