ジョン・レグイザモ、クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』での撮影を語る「まるでインディーズ映画のようだ」
text by 編集部
マット・デイモンが主演を務めるクリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』。出演者のひとりであるジョン・レグイザモが、本作の撮影について「まるでインディーズ映画のようだ」と気になる発言をした。この発言は一体何を意味しているのか?(文・編集部)
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クレイジーな予算を持ったインディーズ監督?

アメリカのトーク番組「ザ・モーニングショー」に出演したジョン・レグイザモ。クリストファー・ノーラン監督の新作映画『オデュッセイア』の撮影について、以下のように語った。
「正直言って、予算はすごく大きいのがわかる。でも、彼はインディーズ映画のようにプロジェクトを回しているんだ。ただ、彼がやりたいように求めているものを追求する。委員会方式でもなければ、スタジオの指示通りでもない」
「要するに、クレイジーな予算を持ったインディーズ監督みたいなものさ」とした。
ノーラン監督は、これまでも『オッペンハイマー』(2023)や『インターステラー』(2014)、『インセプション』(2010)といった大作を世に送り出し、ハリウッド界を牽引してきた。これだけスケールの大きな作品であれば、ビジネスをふまえた外部からの圧力も考えざるをえない。
しかし、今回のジョンの発言は、そんな状況下でもノーラン監督はあくまで自分のスタイルを貫くことを楽しんでいるとも言える。今作も、きっと世間の期待を超える作品となるはずだ。
(文・編集部)
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