アントマン・スーツを開発した天才科学者
ハンク・ピム:マイケル・ダグラス
原子間距離を操作するピム粒子を発明・開発した天才科学者にして、初代アントマン。ホープの父親であり、ジャネットの夫。元S.H.I.E.L.D. (アベンジャーズなどのヒーローを管理する組織)のエージェントだったが、妻を任務中に失ったことをきっかけに組織を去る。妻がいなくなった真相を娘のホープには話さず、確執ができていた。その後は2人の確執も解消され、娘に二代目ワスプ・スーツを譲渡した。
頑固であり、短気な性格。カッとなって相手を殴ってしまったり、S.H.I.E.L.D.時代にアイアンマンの父 ハワード・スタークを怒鳴ったりしたこともある。
長年アントマンとして活躍してきたが、押し寄せる年の波には勝てず、スコットを後継者にして一線を退く。しかし、前作『アントマン&ワスプ』では妻を助けるために量子の世界に飛び込むなど、往年を彷彿とさせる活躍を見せた。
ハンク・ピム博士を演じるのは、1944年生まれの俳優、マイケル・ダグラス。往年のハリウッドで活躍した名優・カーク・ダグラスを父に持ち、1975年には名作『カッコーの巣の上で』をプロデュースするなど、プロデューサーとしても辣腕をふるう。1987年には『ウォール街』でアカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得している。