『君たちはどう生きるか』に通じるもの
なので途中から宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』(2023)に通じるものを感じていました。そしてそれは未知なる世界への渇望と冒険心。加えてスタッフたちがクリエイターとして費やした手間と時間。それらを観る者に「体験」として与えられる、これが映画だと。でもラストは評価の分かれるところです。ボクは企画プロデューサーとして、可能な限り次作を考える方ですが、ご覧になった方はどう思うのかなあ。
それにしても不思議な映画を観たものです。キーワードとしてはやっぱり「ノアの方舟」かなあ。意味はまるで異なりますが、なんかそんな希望はあるべきだしあってほしい。
映画館入口のバルーンの横には、「ねこちゃんフロート」が紹介されてました。もちろん劇場オリジナルドリンクです。最近はこーゆーコラボをいろいろ見ますが、これはとにかく映画関係者の努力の賜物です。
そしてそれは基本的に“面白い映画”の上に成り立ってると思います。「ブルーキュラソーxジンジャーエールxバニラアイス」ドリンクが税込みで500円、安い! でもねこちゃんの冒険ストーリーよりかなり甘めに設定されてましたね。
(文・諏訪道彦)
【作品情報】
監督:ギンツ・ジルバロディス
2024/ラトビア、フランス、ベルギー/カラー/85分 配給:ファインフィルムズ 映倫:G
原題:Flow ©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
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