ウィル・スミス、自身の楽曲でアカデミー賞での平手打ち事件に言及「色々あったが、俺はまたトップに戻った」

2025/04/01

text by 編集部

ウィル・スミスの新アルバム『Based on a True Story』が3月29日（土）にリリースされた。楽曲の中で、ウィルが授賞式で叫んだ有名なセリフ「俺の妻の名前を口にするな！」を皮肉った一節が登場したことが話題になっている。どうやらウィルの心の中では、いまだに例の事件が熱を帯びているようだ。(文・編集部)

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あの事件はまだ終わっていない？

　ウィル・スミスは、2022年のアカデミー賞授賞式のプレゼンターを務めていたコメディアンのクリス・ロックを壇上で平手打ちした。クリスがウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスをネタにしたジョークを言ったことが発端だった。ウィルはその後、主演男優賞を受賞し、受賞スピーチで謝罪したが、アカデミーは彼を10年間のイベント出席禁止処分を出した。

　そんなウィルがリリースした新アルバム『Based on a True Story』。この楽曲の一部には、スミスに関する噂や意見が盛り込まれた様々な声が、フリースタイルで入っており、「ウィル・スミスは一体何様のつもりなんだ？」「あいつがやったことは絶対に許さない」などと自らを煽る攻撃的な歌詞が含まれている。

　さらには、スミスが自身の復活を強調する歌詞が登場した。「色々あったが、俺はまたトップに戻った」「お前らもそろそろ慣れるだろ」「止まらない、俺のヤツはまだ熱い」「ノミネートされなくてもな」と、アカデミー賞に選ばれることがなくとも影響力を持ち続けると、歌詞を通して強気の姿勢を見せている。

　まさに、炎上を逆手にとった行動とも取れるが、世間がどんな反応を見せるのか？今後の動向にも注目が集まる。

(文・編集部)