ティモシー・シャラメ、卓球界の伝説演じるため猛特訓 映画『Marty Supreme』撮影の様子に「本物だった」

text by 編集部

今年公開が予定されている映画『Marty Supreme』で卓球界の伝説、マーティ・リースマンを演じるティモシー・シャラメが、役作りのために長期間のトレーニングを重ねていたことが明かされた。最近では、ボブ・ディラン役のために5年間の準備をしたと言われるシャラメだが、今回も並々ならぬ覚悟で挑んだようだ。(文・編集部)

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本物のプロ卓球選手として通用するほど?

ティモシー・シャラメ
ティモシー・シャラメ【Getty Images】

 マーティ・リースマンは1940年代から2000年代初頭まで22の主要タイトルを獲得した卓球界の伝説とも言われる実在の選手。若き日はニューヨークのストリートで卓球の賭け試合に明け暮れた『卓球界のアウトロー』としても知られている。

 そんな役を務めるシャラメの様子を間近で見ていたのは、本作の撮影監督を務めたダリウス・コンジ氏。撮影中のシャラメの様子を以下のように説明をした。

「どんな撮影トリックも駆使できるが、核となるリアリティが必要なんだ。シャラメは撮影開始時には、もう本物のプロ卓球選手として通用するレベルにまで達していた」

「いつものロマンティックなティモシー・シャラメとは完全に別人。観客はシャラメとして見れないと思う」

 ハリウッド俳優の役への素晴らしいアプローチは、度々世間にも報じられる。どんな作品でも圧倒的な印象を残すシャラメにも、血の滲む努力があったことが証明された。

(文・編集部)

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