ジョン・ボイエガ、『スター・ウォーズ』出演決定時は所持金わずか60ドルだった?「最初は忙しいふりをした」
『スター・ウォーズ』のフィン役で知られるジョン・ボイエガが『Chicago Comic & Entertainment Expo(C2E2)』に登壇。自身が『スター・ウォーズ』に出演決定した際、J・J・エイブラムス監督からキャスティングの連絡を受けた時の状況が話題になっている。(文・編集部)
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所持金は約60ドル(約8600円)だけだった?
『スター・ウォーズ』に出演以降、世界のレジェンド俳優のひとりとしての呼び声も高いボイエガ。そんなボイエガも、伝説作品への出演決定時は、生きていくのが精一杯の金欠だったそうだ。
その所持金は、なんと約60ドル(約8600円)。さらに、監督と面会するために移動費として約43ドル(約6200円)を使い、最終的に残高はわずか17ドル(約2500円)程度になった。ボイエガは「あとは自分で計算してくれ」と冗談交じりに語っている。
また、ボイエガは長期間にわたりオーディションを受け続けていたため、エイブラムス監督からの連絡に複雑な心境を抱いたという。
「オーディション続きで尊厳を削られた気がしてね。だから最初は忙しいふりをしたんだ。『今はアートショーにいる、忙しいんだよ』って言ったら、J.J.は『今、メイフェアのレストランにいる。すぐ話がしたい』と言ってきたんだ。それで『わかった、すぐ行く』ってなって…当時の残高は45ポンド。そこから33ポンド83ペンスかけて彼の元に向かったのを覚えている」
ボイエガはその後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にてフィン役で銀幕デビュー。同作は全世界で20億ドル以上の興行収入を記録し、その後の続編でも同役を続投した。ボイエガにとって『スター・ウォーズ』への出演は、人生の基盤を変える重要な出来事だったことが明らかになった。
(文・編集部)
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