『ホーム・アローン2』監督がトランプ大統領の出演シーンに本音を漏らす「カットしたら、この国に住む資格がないとされる」
text by 編集部
『ホーム・アローン2』の監督を務めたクリス・コロンバス氏がアメリカメディアのインタビューに応じ、同作に登場しているドナルド・トランプ大統領のカメオ出演についてコメントをした。公開から30年以上経った今も、トランプ大統領の出演が社会的な議論を巻き起こしている。(文・編集部)
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「私にとっては重荷になっているかもしれない」
クリスマス映画の金字塔として今も愛される『ホーム・アローン2』。トランプ氏の登場時間はわずか7秒ではあるが、トランプ氏が大統領に就任した後、この出演シーンの削除を求める声がSNSで拡大されていた。
この話題について、コロンバス監督が以下のようにコメントを残した。
「あのシーンは、少し今では心苦しい。私にとっては重荷になっているかもしれない。どうしたらいいのかわからない」
「もしカットなんてしたら、私はこの国に住む資格がないとされて、イタリアにでも送り返されるかもしれないね」
しかし、当時は観客の反応も良かったと強調している。
「初めての試写では、彼が登場すると観客が拍手したんです。だから編集者に『このまま入れておこう』と伝えました。観客にとっての見せ場だったから」
だが、その判断は30年後の今も監督を悩ませる結果となってしまった。それでも『ホーム・アローン』シリーズは世界で愛されるクリスマス映画に変わりはない。そんな伝説ともいえる作品に、メスを入れる必要はあるのだろか…。
(文・編集部)
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