ライアン・レイノルズが新たな映画制作へ!DC映画『グリーン・ランタン』は失敗に終わり…そこから得た教訓とは?

text by 編集部

『デッドプール&ウルヴァリン』で知られるライアン・レイノルズが、ニューヨークで開催された『TIME100サミット』に登壇。過去の失敗作から得た学びと、自身の制作会社のビジョン、そして次なる映画企画について語った。レイノルズの制作会社『Maximum Effort』は、以前『フリー・ガイ』の話題作を手がけている。(文・編集部)

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失敗から得た大きな教訓とは

ライアン・レイノルズ
ライアン・レイノルズ【Getty Images】

 レイノルズは、自身のビジョンを語る上で欠かせない作品が、主演を務めたDCコミック映画『グリーン・ランタン』だとした。批評的にも興行的にも芳しい結果を残せなかった作品として知られているが、レイノルズにとっては「創造の場で得られた最高のレッスンだった」という。

「あの映画では、莫大な費用がVFXなどに使われていたけれど、僕は『もっと自然な会話のシーンを書いてみたらどうだろう』って提案したんです。お金もかからないし、面白いやり取りができるかもしれないと思って」

 彼が学んだのは、派手な演出よりキャラクターの深みを大切にすることだった。

 そしてトークの最後には、次なるプロジェクトについても少しだけ明かした。

「今、アンサンブルものをちょっと書いているところです」

 アンサンブルとは、複数のキャラクターが主役級で登場する作品のこと。『オーシャンズ』シリーズや『ナイブズ・アウト』のような群像劇を指す可能性が高い。ライアン・レイノルズの次なる一手に期待が高まる!

(文・編集部)

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【了】

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