「ギャップを演じるのは楽しかった」木曜ドラマ『低体温男子になつかれました。』主演・曽野舜太、単独インタビュー

text by あさかしき

電子書籍配信サイト「コミックシーモア」の大人気コミックが原作のドラマ『低体温男子になつかれました。』が、TOKYO MXにて5月8日(木)より放送開始となる。今回は、本作がドラマ初主演となる曽野舜太さんにインタビューを敢行。撮影秘話から、これまでのキャリア、そして今後についてお話を伺った。(取材・文:あさかしき)

「ギャップを演じるのは楽しかった」
ラブコメドラマの撮影秘話

曽野舜太 写真:wakaco
曽野舜太 写真:wakaco

―――台本を拝見して、癒しと優しさに溢れている作品だなと思いました。出演が決まってから原作を読まれたそうですが、作品の世界観に触れてみて、どんなことを感じましたか?

「緒方琴里(箭内夢菜)さんが、僕が演じた相馬亮介くんに、真っ直ぐに『大好きだよ』と伝えるのが、キュンキュン、ドキドキしちゃって、この世界観を大切に丁寧に作り上げていこうと思いました」

―――曽野さんが演じた相馬くんは、普段は塩対応で、ヒロインの琴里さんに対しては、ストレートに気持ちを伝えるというギャップのあるキャラクターです。演じてみていかがでしたか?

「現場では共演者の皆さんが温かくてワイワイしてたんですけど、いざ撮影が始まると相馬くんとして急に冷たい態度を取ったり、逆に琴里さんには、ワンちゃんのような懐きっぷりで真っ直ぐに愛を伝えたりと、そのギャップを演じるのは楽しかったですね」

―――琴里さんに甘えるシーンが沢山登場しますが、その中でも印象的だった場面を教えてください。

「柱に壁ドンするシーンがあるんですけど、焦点が合わないくらいの近さだったので、『近すぎるやろ』と思わず笑ってしまいました」

―――今回のように胸キュンなシーンが多くあるラブコメ作品を演じる際に、照れてしまうことはないのでしょうか?

「原作を読んだ時は、『できるかな?』と思うところはあったんですけど、全力投球で演じようと思ってからは、ガッと集中して没頭できたので、照れはなかったですね。観てくださる方に喜んでもらえるよう、楽しんでもらえるように意識して、監督や箭内さんと擦り合わせながらやりました」

―――撮影現場は、和気藹々としていて良い雰囲気だったそうですね。

「僕が主演ということで、みんなからは『座長!』と呼ばれていたんですけど、本当にみんなが支えてくれて、お昼ご飯を一緒に食べたり、ゲームしたり、凄く平和で仲良かったので楽しかったですね」

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