世界中の映画祭で絶賛の嵐! 監督の実体験に基づく予測不能の深層心理サスペンス映画『入国審査』ポスタービジュアル&特報公開

text by 編集部

世界各国の映画祭で新人監督賞や観客賞を獲得するなど大きな注目を集めたリアリティMAXの深層心理サスペンス『入国審査』が、8月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて公開となる。今回、ポスタービジュアルと特報が公開された。(文・編集部)

「入国の目的は?」
その答えがあなたの人生を左右する―。

© 2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE
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 わずか17日間で撮影された低予算の監督デビュー作が、スペイン映画として初めてインディペンデント・スピリット賞3部門にノミネート、さらに世界各国の映画祭で新人監督賞や観客賞を獲得するなど大きな注目を集めたリアリティMAXの深層心理サスペンス『UPON ENTRY』。今回、邦題を『入国審査』として日本公開が決定した。

 監督・脚本はアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケスだ。故郷のベネズエラからスペインに移住した時の実体験からインスピレーションを受け、実力派俳優を迎えて制作した。米レビューサイトのロッテントマト(RottenTomatoes)でも「批評家100%、観客97%」(2025.4/30時点)の高評価を獲得した。監督デビュー作にして、その才能を世界に見せつけている、注目の1本だ。

 今回公開となったポスターには、入国審査により、なぜか別室に連れていかれた主人公のディエゴとエレナの姿が切り取られている。戸惑いを隠せない2人の表情、そして背中だけの審査官。“その答えがあなたの人生を左右する”というコピーと相まって、2人の緊張感までも伝わってくる。

 あわせて公開された特報映像では、移住のためにNYに降り立ったディエゴとエレナが入国審査でパスポートを見せるが、なぜか「ご同行を」と別室に連れていかれて、入国できない。そこから始まる拒否権ナシ、密室での尋問。

「電源を切って座りなさい」「こちらの質問だけに答えて」 そして鋭い目つきで審査官が二人に問う「アメリカに来た理由は?」はたして2人はどう答えるのか、そもそもなぜ尋問されるのか、そして2人は共に無事入国できるのか…疑問と疑念が渦巻く密室での入国審査の行方が気になる特報映像となっている。

【作品情報】

監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス
出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ
2023年|スペイン|スペイン語、英語、カタルーニャ語|77分|ビスタ|カラー|5.1ch|原題UPON ENTRY|日本語字幕 杉田洋子
配給:松竹 後援:在日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンデス東京
© 2022 ZABRISKIE FILMS SL, BASQUE FILM SERVICES SL, SYGNATIA SL, UPON ENTRY AIE

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