キルステン・ダンスト&マイキー・マディソンが初共演!映画『Reptilia』でフロリダの闇に足を踏み入れる

text by 編集部

『メランコリア』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で知られるキルステン・ダンストと、『ANORA アノーラ』でアカデミー賞を席巻したマイキー・マディソンが、スリラー映画『Reptilia(原題)』で共演することがわかった。マディソンの『ANORA アノーラ』出演以降の作品としても注目度が高いようだ。(文・編集部)

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エキゾチックアニマルの違法取引がテーマ

キルステン・ダンスト&マイキー・マディソン【Getty images】
キルステン・ダンスト&マイキー・マディソン【Getty images】

 本作で描かれるのは、フロリダの湿地帯を舞台に、エキゾチックアニマル(絶滅危惧種など)の違法取引という危険な世界に足を踏み入れていく物語。日常では影を潜めている裏社会を舞台に、ダークスリラーな作品になることが予想される。

 マディソンは、話題作『ANORA アノーラ』での演技が高く評価されアカデミー賞を受賞。 一方のダンストも、カンヌ国際映画祭で『メランコリア』が評価され女優賞を獲得するなど、キャリアを通じて評価の高い演技を続けている。

 また、監督は『モノス』で知られるランデス・エチャバリア。2019年に公開された『モノス』はサンダンスの審査員特別賞、ロンドン映画祭の最優秀作品賞を受賞し、コロンビア代表としてアカデミー賞国際長編映画賞にもエントリーされたほど話題になった作品だ。まさに、新進気鋭の注目すべき監督のひとりだろう。

 幻想的かつ暴力的な世界観に定評のある彼の手腕が、本作でも存分に発揮されそうだ。撮影は今秋に開始予定。今後の動向にも注目だ。

(文・編集部)

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