リリー=ローズ・デップの怪演に共演者も驚愕! 映画『ノスフェラトゥ』本編映像より、日本舞踏に着想を得た憑依シーン公開
text by 編集部
ロバート・エガースの最新作『ノスフェラトゥ』が、5月16日(金)より公開中。第97回アカデミー賞で、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされた本作より、主人公・エレンが、得体のしれない“彼”に憑りつかれるシーンを切り取った本編映像が公開された。(文・編集部)
リリー=ローズ・デップの怪演に共演者も驚愕
今回公開された本編映像は、フォン・フランツ医師(ウィレム・デフォー)らの前で、エレン(リリー=ローズ・デップ)が何者かに憑依されるシーンを切り取ったものだ。
「彼がやって来る」と怯えながら、これまでにない大きな力に取り込まれたエレンを必死で抑え込もうとするフォン・フランツだったが、まるで悪魔のような形相のエレンは、恐ろしい呪いを口走り、気を失ってしまう。今までの自身のイメージを覆す、体を張ったリリー=ローズ・デップの怪演に圧倒されるシーンとなっている。この時のエレンの憑依されたダイナミックな動きは、日本舞踏から着想を得たそうで、舞踏家の専門スタッフがデップにアドバイスしたという。
そんなデップの演技を間近で見ていたキャスト陣も、実際に恐怖を感じたほどで、アーロン・テイラー=ジョンソンは、「スクリーンの中だけではなく、実際の彼女を見るのも怖かった。彼女はエレンの役柄を完全に体現することができ、自意識を美しいほどに取り払っている。虚栄心がない。純粋な本能だ」と、絶賛している。
【作品概要】
■タイトル:映画『ノスフェラトゥ』 / 原題『Nosferatu』
■監督・脚本:ロバート・エガース
■出演:ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリン、ラルフ・アイネソン、サイモン・マクバーニー、ウィレム・デフォーほか
■製作年:2024年
■製作国: アメリカ・イギリス・ハンガリー
■字幕翻訳:松浦美奈
■映倫区分:PG-12
■配給:パルコ ユニバーサル映画
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