『ラッシュアワー4』に期待?ジャッキー・チェンが明かす『ラッシュアワー3』の失敗理由「お金がありすぎるのは良くない」

text by 編集部

ジャッキー・チェンが新作映画『ベスト・キッド:レジェンズ(2025)』のプロモーションで出演したBuzzFeedのインタビューで、自身の代表作『ラッシュアワー』シリーズについて当時の様子を語った。チェンによれば、1作目は資金も時間も少なかったという。(文・編集部)

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「お金がありすぎるのは、良くないね」

ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン【Getty Images】

 チェンは、『ラッシュアワー』シリーズの当時の状況について以下のように語った。

「1作目は、お金も時間も少なかった。とにかく行け行け!って感じで撮ったんだ。2作目はお金も時間も増えて、3作目は……お金も時間も多すぎた。お金がありすぎるのは、逆に良くないね」

 チェンのこの評価は、シリーズ3作の興行成績や評価とも見事に重なる。1998年公開の1作目は、製作費3,500万ドルで世界興行は収入2億4,400万ドルを記録。2001年の2作目は9,000万ドルで3億4,700万ドルとスケールアップに成功した。

 しかし2007年の3作目は、製作費が1億4,000万ドルに膨れ上がったにもかかわらず、興行収入は2億5,800万ドルに留まり、批評家からの評価も良くなかったとされている。

 それでも、チェンは以前「『ラッシュアワー4』の企画が進行している」と明言しており、共演のクリス・タッカーも「今までとはまったく違うレベルになる。必ず参加したい」と意欲を見せている。

 長年愛されてきたアクションシリーズが、再びスクリーンに戻ってくる日は近いのだろうか。

(文・編集部)

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